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トライデントにツールバッグを導入

トライデントには積載スペースがありません。
シート下にわずかにある車載工具用のスペースはETCの本体を入れたのでメーカー純正の工具すら積めないのが現状。
文字通り本当に隙間もありません。

ぼくは自転車のロードバイクでロングライドをやっていた経験から、パンク修理セットを常備したい派なんです。
ロードバイクは出先でパンクする頻度がとても高くて、妙な習慣を引き摺るようになっちゃいました。

しかし一方で使うかどうか分からない物を持ち歩きたくないですよね。
パンク修理のセットはCO2ボンベもあって結構重いし。

なので気になりながらも最近はずっとパンク修理セットは携帯してませんでした。
トライデントの前に乗っていたハスクバーナも同様で積載力ゼロだったし。
(ハスクバーナはパンクが嫌でスポークホイールですがチューブレス化しました)

ラッキーなことにこの10年間、バイクではパンク経験ゼロです。
でもラッキーがずっと続くとは限りません。
出先でパンクしたら悲惨です。
レッカーするとそれ以降の予定は全て没だし、それでもソロならまだマシで、誰かと一緒だったら気の毒で目も当てられません。

まず無いだろうと思ってはいても心の中にずっと引っかかってる、そんな感じです。

先日、ネットを徘徊していてトライデントのツールバッグを見つけました。
ずっと探していて、もう諦めかけてたので現物も確かめずに通販で即ポチ!

不思議な形ですがトライデントにはフィットします

ツールバッグなので大した量は入りません。
一般的にはレインウェアを常備すると思うんですが、ウインドブレーカー程度ならともかくちゃんとしたウェアの上下は全然入りません。

ぼくの場合、バッグの中はこんな感じ。

これだけ入れるともういっぱいです
  • エアゲージ

  • パンク修理キット

  • CO2ボンベ

  • 応急ツール

エアゲージはパンクに関係なくバイク練習会で出番が多いです(抜いたり入れたり結構頻繁にやります)。
また応急ツールは純正の車載工具ではなく自らの経験から選んでます。
絶対あった方がいいのはガムテープとインシュロックですよ皆さん!
これにプラスしてバイク練習会の時は予備のレバーとステップが加わります。

バッグは左右に付けたので、片方にツール類、もう片方にはアクションカメラ類と予備バッテリー、ナビ専用のスマホなんかを入れてます。
アクションカメラって本体は小さいけど周辺機器が邪魔で、出発時に「持って行かない認定」をされがちなんですよ。
なのでぼく的には大きなメリットです。

撮影目的に応じてカメラを選びます。一眼は入りませんでした…

これらは重いものばかりなので本当に助かります。
これで手ぶらライドが可能。
街乗りだったらボディバッグすら不要になりました。

さて、いくら便利でも見た目が悪ければ話になりません。

欧州車には純正でかなりカッコいいバッグが用意されてることが多いです。
そこはやっぱり大陸旅の文化や背景があるんでしょうね。
値は張りますがその分さすがにバイクのデザインに溶け込んだ優れたものが多い。

バイク仲間のBMWやモトグッツィのバッグはカッコ良かったな。
ああいうのが欲しいと内心思ってました。
ところがトライアンフ、ボンネビル・シリーズにはあってもトライデント用は好みのバッグがありません。
やっぱバッグが似合うのはネオクラ系ですね。メーカーもよく分かってる。

今回付けたツールバッグ、見た目を採点すると70点ぐらい。

この台形モチーフのデザインはユニークでいいと思う。
後に跳ね上がったフレーム形状なので、それに合わせたアングルが付いてておもしろい。
容量を減らしてでもデザインを押し切った割り切りも感じられる。

ただやっぱり純正品のしっくりした感じではないです。
質感はどうしても汎用品の雰囲気があります。素材表面のフィニッシュとかね。

近いうちにタンデム用のステップと支柱を取り外してバッグの角度を調整したい。
それが上手くいったら80点ぐらいは上げられるかも知れない。

最後にバッグが脚に干渉しないか、という点。
脚をステップに置いてる時(走ってる時)はまったく問題ありません。でも信号待ちなどでバイクを跨いで立っている時は脚裏が少し当たります。
大して気になる程ではなく「ちょっと当だってるな」程度ですが。

ともあれ、気になっていたパンク修理&応急ツールは常備できました。
リュックが重くなるのを避けられた上で、潜在的な不安が解消。
アクションカメラの使用頻度までもが増えるという、当初の期待値を大きく超えて満足です。

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