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『NARU』 人生の中でアイデンティティを見出す瞬間がある

皆さん、こんにちは! NARU事務局のあきほです!

なりたい自分に “なる”
自分らしく生きられるように “なる”
新しいことができるように “なる”
努力が実を結ぶ(実が “なる”)
まちづくりの仲間に “なる”
ひとりひとりの “なりたい” を応援するコミュニティ『NARU』の第4回は、10月1日にzoomにてディスカッション形式で行いました。特別回「まちづくり現場をのぞき見」に関する質問を含め、メンバー間で自由に意見交換をすることができました。

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若い頃からの専門教育について

隠岐島前高校の地域を教材にした教育プログラムや、熊本県知事の「高校に普通科はいらない」という発言を受けて、若い段階からの専門教育について意見を交換しました。若いうちから特定の分野に専門性を持つことで、地域社会への貢献に繋がるかもしれません。しかし、個人の視点で考えると、早い段階で進路を決めてしまうと、将来の可能性が制限されて息苦しさを感じるという意見もありました。やりたいことがまだ定まっていない人は、現段階で興味のあることに没頭するという経験が、将来どんな分野に進んでも役に立つのかもしれませんね。

リベラルアーツの魅力

一方、リベラルアーツ教育の良さは、将来の柔軟性と多様な視点を提供する点にあると思います。近年、日本でも普及しつつありますが、リベラルアーツ教育では多様な分野を幅広く学ぶことができ、将来どのような道に進むにしても、広い視野を持つことができます。特にまちづくり業界のような「人と関わる仕事」では、様々な分野の人と話す機会があるため、幅広い知見を持っていることで、よりスムーズなコミュニケーションが図れるかもしれません。また、多様な分野を経験することで、相手の立場に立って考えることができます。実際、学生時代にリベラルアーツで学んでいた社会人メンバーは、どんな相手ともある程度話ができるから、幅広く学んでいて良かったと言っていました。

ファシリテーションスキルについて

まちづくり業界で働くには、幅広い教養があると良いという話がありましたが、必要不可欠なスキルとして場づくりの能力が挙げられました。まちを育てるのは、地元の人や地方公共団体、民間企業など、様々な属性や背景を持った人々であり、話し合いの場には必ず議論を進めるファシリテーターの存在が必要になります。議論の方向性を明確にしてコミュニケーションを調整し、参加者がリラックスして意見を出せる雰囲気を作る。NARUでは、学生の間からこのような「場をまとめる」練習ができるように、模擬ファシリテーションをするのはどうかという案が出ました。講義形式が中心の大学では中々経験できないことなので、是非やってみたいです!

あとがき

今回は6人の小規模なディスカッションだったので、一人一人の考え方やこれまでのキャリアについて深く知ることができました。特に、社会人の方々の「まちづくり業界で働く中で、自分のアイデンティティを見つけた瞬間はいつだったか」の話が興味深かったです。まちづくりに携わる方法は多種多様だからこそ、どうすれば仕事として関われるんだろう…と考えることがあります。ただ、自分なりのビジョンを掲げて能動的に意思決定していれば、アイデンティティを見出す瞬間はきっとある。ミツさんが、「社会的立場(地位)が上がる転職は良い転職」というアメリカのボスからの言葉を教えてくださいました。「社会的地位が上がる」というのは、平社員からチームをまとめる役割に昇格したり、より大きな規模のプロジェクトに関われるようになったりすること。すぐにはピンときませんでしたが、自分なりのビジョンをきちんと持っていれば、お給料や人間関係よりも、どれだけ社会に貢献できるかという軸で考えられるというアドバイスなんだと少し理解できました。これから、何か意思決定する際には心に留めておきたい言葉です。

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