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『NARU』 井波FW報告会

NARU事務局のあきほです!

なりたい自分に “なる”

自分らしく生きられるように “なる”

新しいことができるように “なる”

努力が実を結ぶ(実が “なる”)

まちづくりの仲間に “なる”

ひとりひとりの “なりたい” を応援するコミュニティ『NARU』の第13回を2月4日にZoomにて行いました。 
 
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今回の『NARU』では、先日訪れた富山県南砺市・井波地区でのフィールドワーク(FW)の学びを、学生メンバーが発表しました。

井波からは、ジソウラボの代表で、島田木材を経営されている島田優平さん、イナミライデザインの理事長で、不動産とアキヤラボを経営されている小西正明さんがご参加くださいました。
お忙しい中、私たちの発表を熱心に聞いてくださり、ありがとうございました!

報告会の様子

「第二の故郷」としての井波

最初に発表を担当したのは私です。

今回のFWで、私は3度目の井波訪問となりました。
まちの皆さんが私のことを覚えていてくださり、「おかえり!」というあたたかい雰囲気で迎えていただいたんです。

マルシェの様子

その瞬間、「ああ、井波は第二の故郷だな」と感じました。

この体験を、ぜひ他の都市部の学生にも味わってほしい。
そう思い、「第二の故郷としての井波」という提案をしました。

都市部の学生が井波で地域の方々と交流し、まちの空気に触れることで、
「帰りたくなるまち」「もう一度訪れたくなる場所」になるのではないか。

学生と地域住民の交流の場(イメージ)

発表後、島田さんや小西さんから、「実際に同じようなことを考えている」とのお話があり、井波でこのアイデアが実現する可能性を感じ、胸が高まりました。

ユニークなクエスト型体験の提案

次に発表したのは、Rinne barでみつさん達と知り合い、今回のFWに飛び入り参加してくれた学生さんでした。

彼女は、井波を訪れた人がクエストボードを活用し、まちの困りごとを手伝うというユニークなアイデアを提案してくれました。

マルシェの設営をお手伝いしている様子


マルシェで冊子を配る様子

他にも観光の旅先前情報の提案や、プロジェクションマッピングなどの面白い案をたくさん提案してくれました。

まち歩きをより魅力的にするこのアイデアに、
私自身もワクワクしながら発表を聞いていました。

八日町通りに“生活のにおい”を


最後に発表したのは、交通やハード面のまちづくりに詳しいNARUの学生メンバーです。

彼が注目したのは、井波のメインストリート「八日町通り」。
「思ったより人通りが少なく、生活のにおいがあまり感じられなかった」と話しました。

FWで訪れた「八日町通り」

「もう少し、日常の暮らしが垣間見える通りになったら素敵なのでは?」

この意見に対して、プレイヤーのメンバーからは、「人が街に出てくるには、通りにサービスが必要なんですよ」と教えていただきました。

一方で、みつさんからは、「無理に人を出そうとしなくても、知る人ぞ知る井波であることが魅力なのでは」と、視点もいただきました。

さらに、学生メンバーの「アクセスが意外と良かったです」という感想に、島田さんと小西さんが「え、本当に?(笑)」と驚く場面も。

「井波はアクセスが悪いからこそ通いたくなるのが魅力なんだけど、良くなっちゃったら困るね~」と冗談が飛び交い、
会場は笑いに包まれました。

まちの本当の魅力を理解する大切さ

今回の報告会を通じて印象的だったのは、
井波の方々が、まちの本当の魅力を深く理解していることでした。

人を呼び込むことも大切ですが、
井波がもつ“誇り”や“文化”といった本質的な価値を大切にすること。

そして、その価値を丁寧に伝えていくこと。

彫刻師の方から話を聞いている様子

井波は、まちの魅力を無理に作り出すのではなく、
すでにある魅力を大切にしながらプロモーションすることに成功しているのだと思います。

これは、前回の講義で学んだ「ブランディング」の話とも重なる部分です。
「まちづくりって奥が深いな」と、改めて感じました。

おわりに

今回、私たちの提案に対して、井波の方々がとても前向きに耳を傾けてくださったことに感謝しています。

また、FWを通じて得た学びを、こうして皆さんと共有できたことも嬉しかったです。

島田さん、小西さん、そして発表を聞いてくださった皆さん、
本当にありがとうございました!

次回のNARUも、どうぞお楽しみに。

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