添牛内駅修復を決めた理由。
遅くなってすみません。
上手く真意が伝わるかわかりませんが、書いてみます。
どんな捉えられ方をしても、それは個人の育んできた環境や思考、経験や所属先の立場などが関係してくるので否定は致しません。
お金の匂いがするという部分は最後に説明します。
正直、去年から考えていたことで、動き始めてからとか、全部を書くと本ができる勢いなので、すべてはお伝えできませんが、ご理解ください。それでも、嫌悪感を持ったり、疑念を抱かれてしまったのなら、僕の力不足ですので、何卒お許しください。僕にはこの方法以外で、未来永劫に添牛内駅を守るすべがないと考えていますのでご理解ください。
また、質問があったので書く機会を頂きましたが、個人への回答というよりは、僕の想いを書いたとご理解ください。
包み隠さずに本心を書いております。
まずは僕が添牛内駅の存続に動いた理由を書きます。
すこぶるシンプルに、ただ一つです。
この添牛内自治区が、 やっぱ大好きだな! と再度、再再度、認識したからだと思います。
ここ数年、特に自治区の集まりで会議後の飲み会でよく言ってましたw添牛内はめちゃくちゃ良いとこだよね!!!って。 うん、知ってるww って。ここに住んでこの自治区を支えてる人たちは、もれなく絶対にこの添牛内が好きです。
本心は知りませんが、そうに決まってます!!!
もちろん、一部例外の方もいますし、無駄でめんどくさいこともあるし、なんで自分ばかりやっているんだよって気持ちも芽生えるときもあるでしょう。感じること、考えること、おもうこと、
それぞれあると思いますし、僕個人も、もちろん、あります。
これは社会生活では当然、自分の想いややりたいことだけをしていても地域は継続出来ないので、譲り合って、助け合ってやる事が、結果的に自分たちの生活を豊かにし、想いを実現できるのだろうと思います。
でも、思うことはあっても、それぞれがそれぞれに感謝してるし、どうにかして、この地域を守りたい。楽しく元気に暮らしたい、みんながこれをやってくれたから、自分はこれをやろうとか、自分にできることをやろうという助け合いの気持ちがあるのは間違いないんだろうと思います。
僕の18年の実感です。
とどのつまり、今の活動の源は、これ以外 添牛内自治区 愛 以外はないんです。
これは誰に頼まれたわけでもなく、自分がやりたいことなんです。
動き初めてから、すでに協力してくださる方が沢山いますが、たとえ誰もやらないとしても、誰も協力してくれないとしても、僕ができることをするだけなんで誰がやったとか関係ないんです。
添牛内駅の修復に、添牛内自治区 愛 が、なんの関係があるのかと思うかもしれませんが、僕にはおおありなんです。
添牛内駅を後世に残したいとか、そんな崇高な目的ではないです。 でも守ります。守るシステムを作ります。
添牛内駅の修復をやることで、自分のお金を増やしたいとか、そんなチンケな気持ちでもありません。正直、添牛内駅に関わってこなかったのは、関わると大変だと思ったからです。自分の生活に支障が出ると思いました。 町内の人は誰も触りたい人はいませんでした。おそらく、今年、大雪だったら潰れてました。関わらない方が、きっと出費は抑えられます。
でも、それでは、大好きな添牛内自治区は守れないと気づきました。
すでに、幌加内町全体でも1400人しかいません。どんどん減っています。
でも、見ていることしかできません。僕らが考えても実行するのは僕らではないので。
僕は、僕のやり方で、変えようと思いました。
どうすれば、添牛内を愛する人たちの為になるんだろうか。
子供らに誇れる町になるんだろうか。
どうすれば、自治区を残せるんだろうか。
めちゃくちゃ考えてます。
たぶん、みんなも考えてます。それぞれにぞれぞれの想いで考えてます。
僕は、ただただ、動くことを決ました。
添牛内自治区が好きだから、やりまくる事を決めました。
みんなを巻き込む事にしました。
嫌われてもいいし、馬鹿にされてもいいし、相手にされなくてもいいんです。
どのやり方が正しくて、どのやり方が正しくないかはわかりません。
やれる事を、思いつく事をするだけです。
誤解を恐れずに書くと、 添牛内駅は、添牛内自治区存続の、発展の その第一歩です。
だからこそ、何の協力もしてこなかった僕は、2017年頃から、志々見さんらが修理したり、武田さんmieさんらが、お花を植えてくださったり、ギリギリの状態を乗り越えてくださったことに、本当に本当に感謝しています。
すみません、ここまで前置きですw
おさらいですが、僕が、添牛内駅を修復したいのは、添牛内自治区が大好きだからってことです( *´艸`)
前置きが長くなりましたが、これを踏まえて今日までの経緯や、添牛内駅の修復、今後の活用方法など説明します。ここからも長いですm(__)m
まず、添牛内駅の所有に関しては、私、山本が所有してます。今年、売買契約書を交わして譲っていただきました
土地は、小川さんという方が所有してます。
これは、添牛内駅がどうこうではなく、線路跡地が繋がっているので、土地の分筆にお金がかかるので、追々に組織を作ってからになるのか、まずは私の名義にしてから、変更するのかはわかりませんが、所有者は変更します。
後々の組織設立的な話もありますが、長くなるので、何かの機会に公に話せればと思います。
行政がやれば良いのでは?という意見もあると思います。
確かにそれもあります。やってる町もあります。
年間270万税金を投入するところも先日ニュースにありました。
それって、どれくらいの価値があるのでしょうか? 何をするのか知らないですが、それに見合うだけの価値を町民に還元できるのでしょうか? 正直、そうなった事情もよくはわかりませんが。
でも、価値があったとしても、その価値を伝える人が何人いるのでしょうか。自らを犠牲にして、全力で、この駅を守ってほしい。予算を作ってほしいと言えるでしょうか。
言った人、行動した人は僕は知りません。いたらすみません。
たとえ、言った人がいたとしても行政は動くでしょうか? 動くだけの価値を伝えれますか?そんなあなたの希望を叶えたら、幌加内町に何をしてくれますか?
僕は、添牛内駅の修復を、ふるさと納税で集める方法ガバメントクラウドファウンディングというのがあるので、やってくれないかと。やるにはどうしたらいいのか話に行きました。7対1だったかな?w
8割方僕がしゃべりました。なんとかお願いできないかといいました。添牛内自治区の未来図を絵空事を書いて渡してありました。
添牛内駅が成功すれば、幌加内町の他の地域でもやりたいことが、実現できて幌加内町の活性化に繋がると言いました。
でも翌日、役場の方がお見えになって、町長の意向で添牛内駅に特化した寄付金の集め方である、その制度を活用しない。 現状のふるさと納税の募金額を増やすことに専念したいとの事でした。
それも行政の判断です。ぼくは全面的に賛同しました。 そこから、ふるさと納税の金額を集めるために、商品を開発することを決心しました。今も開発中で各所に話を投げ続けています。
行政は、町民の生活を守るために存在してます。この町は平成の大合併も拒否し、単独で存続しています。
簡単にお金を使う決断もできないでしょう。
今回のコロナの営業自粛で幌加内町から、多額の給付金をもらいました。恐らく近隣で、いや北海道で一番でしょう。この決断は凄いです。 行政もどこにお金を使うのか考えています。
口では、存続してほしいと簡単に言えます。僕も言ってました。
でも、実際は自分を犠牲にすること、家族を犠牲にできる人は皆無です。
だから、どんなに、補修を繰り返しても、大雪になれば、いとも簡単に潰れてしまうことになるでしょう。
もし、今年、大雪が降っていれば、2月には倒壊していたと思います。過去に倒壊するのは大体2月から3月です。
僕も、去年までは特段仕方ない事だと思ってました、なんなら、屋根雪をボランティアで降ろしてる地元の方のお荷物でした。隣の元住宅は、雪下ろしが出来なくなって、簡単に潰れました。
これは、経験した人にしかわからないかもしれませんが、お荷物という感覚は、かなり深刻な問題です。
こういう大変さを理解せずに、こんなに貴重な建造物を守らないなんて!みたいなことや、自然豊かで羨ましい、あなたたちはこういうところに住めて幸せと思わなきゃ!って、言ってしまう人が度々います。
僕は、そういう純粋な気持ちを理解もできますし、かといって、地元の大変さ、できない事情も分かっているので、やはり、なんにも知らないくせにっ!という気持ちは芽生える気持ちもわかります。
民家の玄関に現れた、人に慣れてしまった熊を、罠で捕まえて、射殺すると、熊が可愛そうだ!と言ってしまう類の話とは少し違いますが、そこには、そこにしかない問題があり、何よりも生活があるのです。
地元の方がやらないのではなくて、できないというのが正しいので、そこは理解をして、その気持ちに配慮してほしいです。
何を言いたいかというと、わかってほしいのは、どんな遺構だろうと、歴史的に価値のあるものだろうと、守る人が守り続けられるから、そこにあり続けられるということです。
この地区に住民がいなくて、添牛内駅が存続するでしょうか。 生活に必死なのに、添牛内駅を修復するでしょうか。
まずは、その土台を作ることから始めなければいけないと思いました。
じゃあ、どうするか。 考えました。 調べました。
そして、結果、経済を動かしながら、守らなければ、守り続けることはできないんだという結論になりました。
ボランティアは、自分のお金と時間をつかって、無償でやるものだ!と多くの人は考えます。
東日本大震災や熊本地震など、沢山の人がボランティアしています。おそらく、今回の九州の大雨も沢山のボランティアが入ります。
その人たちは、何日ボランティアできるんでしょうか? どれくらい、自分の財産を潰して、ボランティアするのでしょうか?
1週間で元に戻りますか? 自分は3日行ったから、あとはお前らがやれってなりませんか?
一生助けることができますか?
3日でもすごいことですが、正直、現地の人は、終わらないと思います。
でも、中には被災地で商売をして助け続けている人もいます。被災地で商売をするなんてとんでもないと言われてるでしょう。弱者を食い物にしてって。もちろん中には悪い人もいるかもしれませんが
ずーっとそこで商売しながらボランティアしてる人がいる、もしくは、しっかり、自分の収入が入り続ける工夫をしているから、息切れしないで途切れないんだと思います。
添牛内駅は、そんな震災や大雨洪水のような大きな話ではないのですが、自己犠牲のボランティアを続けることで守れるとは思っていません。
これは、1年とか3年とかの短期の話でもないし、修復をすれば万々歳の話でもありません。
この添牛内自治区とともに、そこにあり続けることが大切なんです。
そのためには、何が必要なのか。
はっきり言って、お金です。 お金がないと何も守れません。
皆さんも会社やお客様からお金をもらって、家族を守ってます。
お金を多く稼ぐとひがまれるから、銭ゲバのように言われるから、みんなお金を集めようとしません。
でも添牛内駅だってお金がないと修復できません。
僕は、何を言われようと、
添牛内自治区を存続できるように尽力して、
添牛内駅を存続できるように尽力していきます。
だから、僕個人もお金が必要です。 やり続けるためにお金が必要です。
そうです。 僕は、添牛内を守ると決めた時から、超絶な銭ゲバです。
だから、めちゃくちゃお金を集める事に躍起になってます。どうしたらお金を集められるかを真剣に毎日考えております。
もちろん、何も商品を作らないで、昔の神社やお寺の建築や改修のように、木札に名前を書いてお金を集める方法もあると思います。一番多く払った人が一番敬われるやつ。(木札は大変w)
でも、楽しいですかね? ただお金集めて、直して。 金持ちが直したってだけですよね?
その人が手を引いたら誰が管理をするのでしょうか?
ただ、修復したという事実しか残らないと思いました。
全然、だれも参加した気がしないじゃないですか。
僕は、添牛内駅は、好きな人全員に関与してほしいんです。
草刈りをしてくれたり、花壇の草むしりをしてくれたり、ゴミ拾いをしてくれたり、インスタにあげてくれたり。
出来ることを、少しの事で良いんです。そして、集まって想いに更ければいいじゃないですか。
ちなみに、僕は駅の事はわかりませんので、信頼のおける方々と、業者さんで話して修復の話をしてもらおうと思ってます。
あとは、僕に任せてください。 僕が全力で皆さんからお金を集めますからw
その代わり、皆さんにもクラファン用の欲しいグッズとか作ってほしいものを聞きますので、ぜひ、教えてくださいねw
みんなが欲しいものを作りたいのです(^_-)-☆
だから、帽子も販売しました。嫌がる発案者をねじ伏せて、追加注文しました。
これは、絶対買ってくださいw
これが売れると、1個1000円近くが添牛内駅の修復金が集まります。伝票もあります。全部公開します。
そして、霧立亭で被っていくと、50円の値引きが受けられます。
これで、買ってくれた人は等しく自慢することができます。 これ以上でもこれ以下でもない。
そして、霧立亭は値引きをすれど、食べに来てくれる人が増えるんです。そうすると、僕は利益を受け取ることになります。
それは、どういう意味を生むと思いますか? これには覚悟が必要です。
もう、霧立亭は潰れるまでは、値引きをしないことはおろか、移転も許されないし、関わりを断つことを許されません。
添牛内駅を利用して売り上げを上げようとしているので、どこに行っても一生言われることになりました。
短期的には、自分の商売の道具にしていると見えるでしょうが、これはもの凄いリスクなことだと気づくと思います。
わたくし山本は、一生、添牛内駅に関わることが確定しました。
僕が、添牛内駅でやる事、考えることは、すべてに意味があります。
失敗もあるし、理解に苦しむこともあると思います。
でも、添牛内で生きていくことを決め、一生を終わると決めたので、安心してください。
※ただ、僕が経済的に困窮すると、添牛内駅は守ることができないので、蕎麦を食べに来てください!通販買ってくださいwww 儲けすぎたら、たぶん添牛内に絶対還元されるように使いますので(´◉◞౪◟◉ うそですw 絶対です!!!
長文ですみませんでした。 すこしふざけた部分もありますが、すこぶる、添牛内のためにやるというのは、本気です。
何とか、僕の考えの一部でも伝われば幸いです。
ありがとうございました。