InstagramがSEO化?〜9月のアップデート情報と考察〜
アキヒトです。
今月の大々的に行われたInstagramのいくつかのアップデートについて考えてみました。
1,いいね!非表示の実装化
いいね!の数が全ユーザーで非表示になりました。
今までは、一部ユーザーのみでいいね!の非表示がテスト運用されていましたが、今回のアップデートで本格的に全ユーザーが対象となりました。
いいね!を非表示にすることによってどんな影響が有るのでしょうか?
僕の考えとしては、いいね!数による権威性(この投稿凄い!という錯覚)が無くなった
と思っています。
いいね!が非表示になったことで、ユーザーは数字に左右されずに、純粋に「いいね!」と思うコンテンツを選ぶことが出来ます。
2,ストーリーズでの「@(メンション)」の通知が追加
今までInstagramの通知は
「フォロー」「いいね!」「コメント」「フィード投稿へのタグ付け」
これらへのアクションは通知されていました。
今回、ストーリーズへのタグ付け「@(メンション)」が通知として追加されました。
これは、Instagramでのストーリーズの需要が高まっている証拠です。
ストーリーズへのアクションは、DMのみで通知されていました。
正直、DMで通知されても即座には確認出来ないので、本格的にアプリ内で通知される要になったとも思われます。
3.ビジネスアカウントのインサイトにおける「フォローされた人数」「フォローをやめた人数」の表示が開始!
Instagramアカウントをビジネスアカウントにしていれば、過去1週間のインプレッション数やリーチ数などのインサイトが確認出来ますが、
今回、1日毎に「フォローされた人数」「フォローをやめた人数」
が確認出来るようになりました。
さらに、表示している日のフィード・ストーリーズ両方の投稿内容が一目で確認出来ます。
この機能の追加によって、
ユーザーは自分が投稿した内容それぞれによる、ユーザーの反応が分かるようになりました。
例えば、
・「フォローされた人数」が多い日に投稿した内容は、ユーザーにとって有益な情報なので、今後も同じジャンルの投稿をしてみる
・「フォローをやめた人数」が多い日に投稿した内容は、現在のフォロワーに求められていない内容なので、今後は投稿を控える
このような、コンテンツ有りきのInstagram運用がし易くなったと思われます。
4.ハッシュタグ検索時の上位表示に変化有り
先ほどの項目で、コンテンツ有りきのInstagram運用とお伝えしましたが、その傾向は最近のハッシュタグ検索時の上位表示のされ方にも影響があるようです。
例えば、いいね!がそこまで多くない投稿でも、写真がハッシュタグと関連付いていれば上位表示されたり、逆にいいね!が多いのにハッシュタグの上位表示がされない投稿なども出てきているようです。
5.まとめ「今後のInstagram運用はコンテンツ有りき」
今後のInstagram運用は、コンテンツ有りきで行っていく必要があることは間違いないかと思います。
まあ、本来どのSNSでも大事なことなのですが・・・
より多くの人に好まれる投稿、若しくは、届けたいターゲット層に好まれる投稿をし続けるアカウントがタグ検索時に選ばれる、そんな時代に突入しました。
これは、google検索に非常によく似ています。
Instagramが提供開始して9年、Instagramのプラットフォーム内にはあらゆるコンテンツが蓄積されたことでしょう。
今後はそのコンテンツをユーザーに的確に届けるために、Instagram運営側が本格的に動き出したといえると思います。