北海道地震とデマ情報
2019年2月21日
北海道で最大震度6弱の地震が起きました。
札幌は震度4程度で、かなり揺れを感じましたが、物が落ちるなどは特にありませんでした。
僕はすぐに、twitterで「地震についてのデマ情報に流されるな」というツイートをしました。
それは、昨年の北海道胆振中東部地震の際に、LINEやtwitterで流れるデマ情報に惑わされたからです。
今回の地震では前回地震の教訓か、多くの方が「デマに流されずに、公的機関の情報をシェアしてください」というメッセージを送っており、それをさらに多くの方がシェアしてくれていました。
その影響か、デマ情報に惑わされずに、的確な対応が出来たという声が多く上がっています。
しかし今回も結局、デマ情報が流れたようです。
「5、6時間後に本震が来る」
「中国が地震兵器を実験した」
「大学の核実験が原因」
などの根拠のないデマが流れたとして、道警が警戒を呼びかけていました。
道警がデマ情報と認定した中には、鳩山由紀夫元首相のツイッターに投稿された内容も含まれていたようです。
非常事態には、政党の発信さえも信用出来ない。
そんな世の中ですね。
非常事態には、まずは公共機関の情報を確認・シェアするのがまずは確実かと思います。
そして常日頃から、
情報発信の背景・意図・信憑性
を識別出来る頭にしておくことも大事かと思います。
どんな情報発信にもある程度意図がありますから、twitterでもブログでも、発信者の立場になってフラットに考えた方が良いです。
発信者がどのような意図で、どんな背景があってその発信をしているのか、毎回想像するだけでも違和感がある発信に気付けるようになると思います。
言葉というものはとても強い力が有り、人の判断を狂わせるものです。
言葉に支配されないように、日頃からトレーニングしておきましょう。
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