SNSとビジネスについて。
僕はフリーランスのBubbleエンジニアとして、オーストラリアのシドニーから働いている。
独立して三年目、色々なアプリやサービスの立ち上げ、運営に関わってきた。
ちなみに、僕はあくまで学位を取るために就学している、留学生でもある。
てことで、海外で自分の部屋から、自分の時間で働く僕が思う、SNSとビジネスについてのお話。
身内や友人同士の中での「なんかおもしろいことやろう」という会話からは、大抵何も始まらない。
SNSを見てると、こういう内輪ノリをビジネスと捉えている人が多くて疲れるけど、大切なのは、どれだけ社会に価値提供できるか。つまり自分が働くことで、どれだけ周りを得させられるか、稼がせられるかということ。これにはひたすら、技術と経験を積むしかない。
仲間内でのリプでの慰め合いは、社会への価値提供ではなく、傷の舐めあいである場合がほとんど。ここからはまるで、何も生まれない。
大切なのは、社会への価値提供、それを担保できるだけの技術と経験。まずは学ぶ、作る、ひたすら動く。人脈なんて後からついてくる。技術も経験もないうちから「人脈作り」という名のSNS交流をひたすら続けたって、なんの意味もない。
「何かおもしろいことを始める」ってのは、つまるところ、現状の世の中には存在しない需要を自ら作り出し、それを世間に問いかける行為だ。軽々しいノリで攻められるようなものではなく、そこに賭ける覚悟がいる。うまくいかないときにも、最悪の状態でも、自分の決断を徹底して貫けるだけの信念がいる。
フリーランスでお金を稼ぎ続けるには、信用を積み上げ続けなきゃいけないし、それなりの責任が乗っかってくる。自分の商品価値を自分で担保しなきゃいけない。一度のミスが大きく響く。
会話をするのは、自分自身。周りは関係ない。
その中で、やりたいこと、やるべきことが決まったら、「何かおもしろいこと」を考えるのではなく、まずはそれを実現できるだけの技術と経験を積み上げよう。
すべての話は、そこから。
📷サムネは、先日行ってきたOrangeのワイナリー、Ross Hill Wines。サムネには、お気に入りの一枚と一言でも載せていこうかな。基本的に記事の内容とは関連なしって感じで。