- 運営しているクリエイター
記事一覧
探究力には格差が生じる?
高校生へのイノベーション教育と、そこから生まれたアイデアの事業創出を行っているイノベーションクラブ「i.club」の代表、小川悠氏のお話を伺った。
探究学習とは
昨今教育現場では、自らの興味関心や主体性をもとに、世の中に対して自ら問いを生み出し、その答えを模索していく、「探究型学習」が取り入れられている。そしてこの探究型学習は年々世の中でその重要性がクローズアップされるようになってきた。
そし
クリエイティブを発揮するには
クリエイティブを発揮して何かを創ろう!というときには、3つのキーワードが存在すると、デザインコンサルティングのIDEO日本代表 野々村健一氏の講演で伺った。
1.インスピレーション
2.人間中心デザイン
3.実際のアクティビティ
以下は講演から、私独自の視点での解釈を綴ってみる。
1.インスピレーション
人の脳は環境からの刺激により連想や予測をし、「きっとこうなる、こうだろう」という「直
地方でデザイナーとして生きる
武蔵野美術大学では、地方との連携プロジェクトが多数ある。
自分が所属するクリエイティブイノベーション学科の学部生と院生も、参加が奨励されている。
北海道から九州まで、いくつかの候補地から1つ選択して、2週間~1か月ほど滞在する。現地では自分で好きなプロジェクトを組成して活動する。
今回は、都心から地方へ移住し、デザイナーとして活躍されている、「株式会社仕立て屋と職人」の石井挙之氏の実体験をお伺い
ペンデュラム・シンキングとは
それは、異なる領域や視点を越境し、揺れ動きながら新しいフィールドを開拓する、ということ。
具体的には、2つの異なるロールや視点を持ち合わせて、振り子(ペンデュラム)のようにいったり来たりする価値創造の考え方。
これはデザインファーム「Takram」の田川欣哉氏が提唱している概念だ。
Takramの例では、ビジネス、テクノロジー、デザインの視点を行ったり来たりしながらものごとを捉え、考えることで
「デザインとは何か」
真実に基づき、美を携えながら、善を問う
デザインとは「創造的倫理学」である
今回は、東京藝術大学 美術学部デザイン科の藤崎圭一郎教授の講演を振り返る。
冒頭の問いと答えは、藤崎先生による「真善美」の概念。何かをデザインする場合、社会と自身の倫理規範と照らし合わせて、アウトプットをする。
大量破壊兵器や環境汚染を促進するようなモノ・コトは、その目的が効率的に達成できようとも、形が美しくあっても、
「何のためのデザインか、なぜデザインをするのか」
それは、「まだ見ぬ新しい価値の創造」のためであり、「共感する賛同者を集めて実現していくため」というのが、株式会社インターオフィス 代表取締役の寺田尚樹氏の講演から得た気づきだ。
現在、自分が所属する武蔵野美術大学のクリエイティブリーダーシップという社会人大学院では、前期に毎週ゲスト講演がある。
寺田氏のケースでは、
■ 受託型の仕事とは別に、自分のやりたいことを実行する時間を創る
■ それを形