【閲覧注意】米農家なら一度はやってみたい昆虫食
開いていただき、ありがとうございます。
どうも、あきひさです。
8月ももう終わり。知り合いに、夏休みの宿題の追い込みで大変💦と嘆いていた母親がいますが、もうそんな季節かー、と感慨深い気持ちになります。
9月になれば、米農家の一大イベント『稲刈り』が始まります❗️ 僕の田んぼは少ないので1日2日で終わらせるつもりですが、たくさんの田んぼを抱えている大規模農家さんは毎日のように、稲刈り、籾摺り、と大忙しです💦 今年も僕は大農家さんの所で、夜間にちょっとしたお手伝いに行ってきます。
さて、僕の田んぼも、徐々に稲穂が成熟してきていまして、稲刈りまで、もう少し先という状況になっています。
まだまだ暑い中ですが、比較的に時間があるこの時に、以前から憧れ? があった【昆虫食】にチャレンジしてみたいと思います‼️
ずばり、イナゴの佃煮です‼️
虫が苦手な方は、ブラウザバックをオススメします。
米作りにとって、イナゴは、お米を食べる害虫として扱われていますが、観察してみると、少し誤解があるように感じます。
確かに、イナゴはイネにとっての害虫ではありますが、イネの穂(お米の部分)を食べることは少なく、どちらかと言えば、イネの葉っぱを貪り食う姿をよく見かけます。
葉っぱの面積が減れば、米に行く栄養が減ってしまうので、まさに害虫❗️ なのですが、
畦にあるイネ科の雑草も好むので、常に見栄え良く草刈りしている田んぼよりも、稲刈りギリギリまで雑草を伸ばしている田んぼの方が被害が少なかったりします。
お米を食べている姿は実は、お米しか食べる物がないから食べられているだけなんです。
閑話休題
話は戻りまして、イナゴと米作りには、切っても切れない縁があり、農家の敵ですが、昔の農家にとっては貴重な栄養源だったそうです。
昨今話題の昆虫食。
食用のコオロギを日本でも広めよう、と画策しているようですが、僕はその意見には反対です。
昆虫食自体は、個人の好みや昔から伝わる栄養源として認めている面はあるのですが、コオロギなどの雑食性の昆虫はダメだと思います。
生き物の死骸や糞にまで口を付けるコオロギは、異常なタンパク質が原因のプリオン病の感染源になる可能性があるようで、雑食の、それも特に不潔な物を食べている可能性がある虫を食べたいとは思えません………。
その点、イナゴは違います❗️
バッタの中には、コオロギも含めた雑食性の種類がありますが、ここでご紹介しているイナゴは、イネ科の植物ばかり食べる、いわば草食性のグルメ昆虫なのです!
皆さんが普通に食べている牛や豚、鶏などは、基本的に草食動物です。人間の与える餌に多少の左右はあるものの、草食動物の肉は大凡美味しいのです。
ならば、草食性のイナゴも美味しいはず❗️
田んぼの生き物たちと共に生きる無農薬栽培の米農家になったのなら、一度は、昔ながらのイナゴの佃煮を、自分で作って食べてみたい。
なので、やってみました‼️
2日間放置して、しっかりと脱糞させたイナゴたちを沸騰した鍋に投入! 10分くらい煮たらザルにあげます。
イナゴの後ろ足は、特に硬いので丁寧に取り除き、用意しておいた甘辛いタレで、さらに煮込んでいきます。
タレが焦げ付かないように気をつけて10分くらい煮込む。タレがトロっとしてきたら
イナゴの佃煮、完成です‼️
甘辛いタレが染み込んで、ちゃんと食べられそうですねー。
ではでは、実食ッ❗️
…………
うん。
甘辛いタレが効いて美味しかったです。ただ意外にも、イナゴを食べてる感じはしませんね。
例えるなら、エビの殻? 身の無い小魚の佃煮?
田んぼで取れた天然0円の物で、これくらいなら昔の人も食べていたことに納得です。お手軽にカルシウム。栄養満点なんでしょうね。
この味なら、保存用に沢山用意しても良さそう❗️
次回はタレも改良しながら、もっと美味しいイナゴの佃煮を作ろう。そう思いました。
命に感謝。ごちそうさまでした❗️
今回は、ここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
以上、あきひさでした!