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大手メーカー営業から54ヶ国を放浪してカミナシに入った話

2022年6月にカミナシに入社した西川(@akihiro24kawa)です。
現在はインサイドセールスとして働いています。

入社して約5ヶ月の振り返りとして、入社エントリーを書くことにしました。これまでの経歴をかんたんにまとめると、

  • 新卒で大手メーカーの営業として3年勤務

  • 2年半の世界放浪で54ヶ国を歴訪、新型コロナで強制帰国

  • 今年6月にカミナシに入社

と、ちょっと変わった経歴の人間です。

最近は、15年続けていたバレーボールを再開しました。
オフィス近くの体育館で週1回楽しんでますが、1週間経っても筋肉痛が治らないのが悩みの種です。

誰のためのnote?
🌏どういう考えで大企業からスタートアップに転職したのか?を知りたい人
🌏カミナシにどういう人がいるのかを知りたい人

大手メーカー時代

新卒で入社した会社ではディスプレイ向けのフィルムの営業部門に配属となり、毎月数億円の予算を担当していました。

スマホ市場が右肩上がりで伸びていた当時、どのメーカーも増産計画となっており、すでに工場はフル生産。いかにお客様の工場の稼働を止めないように出荷するのか、工場の担当者と毎日何回も連絡して調整する日々。

新製品がバンバン登場しており、売れ行きに応じて急増急減が当たり前の世界。突然の注文キャンセルで、数億円分の在庫を抱えたことも…。

職場の先輩の異動で全顧客を引き継いだ2年目からは、業務量の多さとその速度に押しつぶされそうでしたが、社内外の担当者との関係構築とやり方を身につけるにつれて、少しずつ対応できるようになりました。

一方で、右から左に伝えるだけで解決できるような感覚に陥ってしまい、「このままでいいのかな…」という気持ちもムクムクと湧いてきました。

新たな環境を求めて海外転勤を希望するも叶わず。
今しかできないことを考えた時に

「いっそのこと、自分で世界を見に行ったらいいのでは?」

と思いつき、退社して世界放浪の旅に出ることにしました。

2年半の世界放浪で54ヶ国へ

世界放浪中は毎日が刺激的でした。

日本では見れない建物、見知らぬ食べ物、多種多様な人々…。

予想外のことが毎日起きて、計画通りに行くことの方が珍しかったですが、見るものすべてが新鮮でした。

世界遺産第一号のアブシンベル神殿
往復7時間かかって滞在したのは1時間
アフリカのウガンダにある赤道直下のモニュメント
赤道直下ではなく、200mぐらい北にあるらしい
ブルネイのハサナル・ボルキア国王
手前が私でこの後握手しました!

ことあるごとに撮った写真は26万枚以上。
書ききれないほどあるので、また別noteで書きたいと思います。
がんばれ、未来の自分…。

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そして、2020年3月。

南アフリカから一時帰国して南米に行く予定でしたが、新型コロナが全世界に広がりはじめたため、一時中断。

友だちの紹介で働きながら感染が落ち着くのを待っていましたが、最終的に中止を余儀なくされました。

転職の軸

突如として世界放浪が終了してしまったので、改めて転職活動を開始することになりました。

転職を考える時に重視していた軸はこの3つです。

①社会貢献できるサービス

54ヶ国を歴訪して感じたのは、日本という国の良さです。特に治安の良さと食文化の豊かさは世界トップクラス。

イスラエルで滞在したAirbnbのホストからは、
「サイレンが鳴ったら、窓から離れてマンションの中心部に逃げこめ」
と言われ、その日の夜にミサイルが街郊外に打ち込まれたニュースを見ました。

イスラエルでは街なかでも銃を持ち歩く軍人をよく見かける

放浪中は、スマホや荷物が盗まれないか常に身の周りに気を張っていました。日本でカフェの席確保のためにスマホをポンッと置いていく人を見ると、今でも盗られないかソワソワします。笑

宿でも荷物はワイヤーロックで防犯対策

日本の四季折々の食材を使った食文化の豊かさなど、当たり前と感じていた環境は当たり前ではなく、恵まれた環境なんだなと再認識しました。

右側がアフリカで広く主食として食べられている「ウガリ」
味はほとんどなく、伸びない餅のような食感

その一方で、日本は働き方に問題があるとも思いました。

日本のGDPは世界第3位ですが、その一方で日本の労働生産性はOECD加盟国の中で平均以下。この原因の1つがシステム投資に積極的ではなく、紙中心のアナログな働き方だと考えています。

しかし、それは逆に言えば、システムが導入されれば生産性が伸びるポテンシャルがあるということ。

むしろ、伸びしろしかありません。

このように考えていたので、カミナシの「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」というミッションに強く共感しました。

②働く人/環境

大企業に比べて、スタートアップでは変化が圧倒的に早いです。

前例を踏襲するだけではなく、さらに高い目標に向けてどうすれば実現できるのか、毎週のように打ち手を考えて行動していく必要があります。

また、社員数が少ないこともあり、必然的に社員1人が与える影響の範囲が広いです。それぞれが責任感を持って働いているという環境は自分に合っていると感じます。

顧客の要望をどうやったら達成できるのかを前向きに、コトに向かって考えていく環境は刺激的で面白いです。

③広い影響範囲

日々の生活でも紙を使って仕事が行われているシーンを多く見かけます。

DXが叫ばれてから久しいですが、多くの企業ではDXの第1段階のデータ化がそもそも進んでいないというのが実情です。

国内だけでも3900万人いる「ノンデスクワーカー」、すなわちパソコンやデスクのない現場で働く方々の生産性を10%上げる事ができれば、労働人口が390万人増えたのと同じことになります。

今後人口減少が避けられない日本にとっては生産性を高めることは必須だと考えています。

これら3つの転職の軸を中心に転職活動をしている中で、最後には諸岡さんの暑苦しいほどの熱い想いにも感銘を受けて、カミナシに入社することに決めました。

現在の業務内容

現在はインサイドセールスとして勤務しています。

日々学ぶことが多く、大変さもありますが、充実した毎日を過ごしています。インサイドセールスはお客様と話す機会が多いので、トーク内容など、常に試行錯誤を繰り返しています。

今後やっていきたいこと

中期的な目標として、今後は安定して商談数を創出できるような施策を担えるようになることです。

長期的にはマネージャーとして、チーム全体の底上げができるようになりたいと思っています。


ここまで読んでくれてありがとうございます!

会社の事業計画は、まさに崖を登るようなものなので、今このnoteを読んでいるあなたの力が必要です。少しでも面白そうと思ってもらえたら、ぜひ連絡をお待ちしています。

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