「第22回 日常の仕事(方針、交渉、調整、連絡)」


今回は(も)、私の思いつきというかアカデミックでもロジカルでも何でもないつぶやきレベルの文章です。適当に読み流してください。



さまざまな組織に関わってきた中で、さまざまな役職や担当、係があることを経験しました。


体制が確立されていて、1人1人の業務範囲が明確な組織や1人1人の責任や裁量が大きい組織、さまざまな外部組織と連携して成立している組織、プロジェクト型で定型が無い組織etc、、、


組織の数や色は多様だとしても詰まるところ、社内外問わずに人と人が関わる仕事においては、ざっくりと4つのパターンがあるのではと感じています。


それは「方針」「交渉」「調整」「連絡」です。


「方針」は、組織やプロジェクト、課題に対して方向性を決めること。過去のエビデンスを基に少しでも成功確立を上げるために判断する力も必要でしょうし、2択、3択や前例なき課題に対して決断すべき力も必要です。


「交渉」は、利益相反するビジネスパートナーや社内プロジェクト、%や金額、時期等々の条件を自らの組織やミッションに対して少しでもプラスの結果になるよう導く力。(もちろん1人勝ちだけでなくwin-winの結果に導く力も同様です。)


「調整」は、時間軸や人的リソースなどの条件の枠にはみ出た部分をどう収めるか。数々の散らかし気味なプロジェクトをまとめたり、再分類したり。


「連絡」は、その名の通り、ある情報を正しく迅速に伝える力。



上記は私が今現在の思いつきの文言でまとめたものですが、一見すると「方針」と「交渉」が上位に感じますが、決してそうではありません。(リーダーが方針を求められる機会が多いのは事実だと思いますが、現場レベルでも必要な力だと思います。)


「調整」も「連絡」も組織の前進にとっては極めて重要な役割であり、スキルが必要だと思います。(リーダー的立場でも連絡は重要な要素の1つです。)


「調整」は、「方針」と「交渉」以上にwin-winの発想が必要です。そのためにはそれぞれ関わる人やプロジェクトに対する深い想像力(もちろん数字などのfactが重要なのは大前提です。)が必要で、なおかつゼロ→イチならぬ、イチ→ニや1+1+1を10にする発想力も必要だと思います。


「連絡」も同様で、窓口として最初に得た情報に対して「自分以外の誰にとってこの情報が重要か?」「この情報をある人にパスすることでどんなプラスが起こるか?」を考えられる人とそうでない人では組織の前進にとって大きな差になると思います。



「報・連・相」や「日々の何気ない作業」それぞれにもこの4つの要素の視点や観点があるのとないのとでは大いなる違いが出てくると思います。



全て完璧にできれば良いのですが、大切なのは「自分はどの部分が得意だったり、自然とやれて、逆にどの部分は心がけてやることが必要なのか」という自己認識を持つことだとも感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?