シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの違いって!?
こんにちは、美容師の川﨑です!
今回は、シリコンとノンシリコンシャンプーって何が違うの??
って話について書いていこうと思います。
実際、僕が普段サロンワークをしている中で
結構な確率でお客様に聞かれる質問です。
「最近、ノンシリコンのオーガニックシャンプーに変えて髪が少しキシむのよ〜。」
なんて経験、最近した方いませんか?
シリコンが入っていないからと言って、必ずしも良いとは限らないんですよ!
目次
1.シリコンって?
2.シリコンシャンプー特徴
3.ノンシリコンシャンプーの特徴
4.まとめ
こんな感じでいきますね。
1.シリコンって?
そもそもシリコンって、なんぞや?
っていうところから説明していこうと思います。
シリコンとは、正式にはシリコーンという合成化合物の事です。
このシリコーンは、人体に対して刺激が少なく、安全性も高いと言われています。
役割としては、
①指通りを滑らかにしてくれる。
②キューティクルの保護をしてくれる。(髪の毛を保護してくれる)
シリコンって、悪いイメージを持っている方が多いと思いますが
実際は、髪にとても良い役割をしてくれるのです。
2.シリコンシャンプーの特徴
1でもお話しした様に、シリコンの役割として
指通りを滑らかにして、髪の毛を保護してくれる役割があります。
なので、シリコンシャンプーの特徴としてメリットから上げていこうと思います。
①熱や摩擦から髪の毛を守る。コーティングしてくれる。
→ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪の毛を守り、切れ毛や枝毛を防ぐ。
②髪を洗う際に、髪のきしみを抑えて指通りを良くしてくれる。
→カラーやパーマを繰り返しているダメージ毛のケアに。
あれ、シリコン入ってた方がいいじゃん♪って思った方!
良いことばかりではなく、やはりデメリットはあります。
①シャンプー後のすすぎ不足の為に、シリコンが毛穴に詰まり、フケや痒みなど頭皮トラブルの原因になる。
→しっかり流そう!!
②環境への負担がある! 一般的に家庭の排水に含まれる油分などの有機物は下水処理場で微生物によって分解されて河川に流される。
しかし、シリコンはこの微生物による分解ができないので、処理されることなく流されてしまう。
→頭の片隅に入れておこう。。
3.ノンシリコンシャンプーの特徴
では、次にノンシリコンシャンプーの特徴について書いていきます。
基本的には、シリコンが入っていないシャンプーなので髪に対してのコーティング効果が弱い為、シャンプー後の仕上がりがキシキシっとした手触りになる事が多いです。
では、実際メリットってあるの?
と疑問に思った方も少なくないと思いますので、紹介していきたいと思います。
①軽さのある仕上がりになる。
→シリコンが入っていると、髪がコーティングされて少し重たい質感になることがあります。しかし、シリコンが入っていないことで髪が軽やかな仕上がりになるので、細毛軟毛やエイジング毛でボリュームが出にくくなった方にオススメ!
②頭皮を健康的に保つことができる。
→頭皮トラブルになるシリコンの残留などを気にせず使用することができる。
痒み、フケが気になる人はノンシリコンを使ってみても良いかも。
(③カラーやパーマの薬が浸透しやすくなる。)
→髪をコーティンするシリコンが付着していない分、カラーやパーマの浸透がよく色が入りやすく、カールは付きやすくなる。と言われている。
*このケースは相当髪にシリコンが付着してた場合だと思うので、基本的には影響しないと思う。*
と、まあメリットはこんな感じです。
次にノンシリコンシャンプーのデメリットを紹介していきます。
①髪がきしみ、指通りが悪くなる。
→ノンシリコンシャンプーを使うことで、シリコンで髪をコーティングされていた髪がすっぴんの状態になってしまう。シリコンシャンプーを使っていた方からすると使用感はイマイチかも。
②ドライヤーやアイロンの熱に弱くなる。
→髪をコーティングしてくれていたシリコンの作用が無いので、ドライヤーやアイロンなどの熱による負荷がかかりやすくなる。
え、シリコンがないと髪がドンドン傷んじゃないの!?
って思った方は、ご心配なく。
コンディショナーやマスク、お風呂上がりつけるオイルやクリームで髪の毛を補修してあげれば大丈夫です👌
4.まとめ
ここまでザックリと説明してきましたが、
結局、どっちが良いの??って思いますよね。
僕は、シリコンシャンプー、ノンシリコンシャンプーのメリットとデメリットをしっかり理解した上で、自分に合うシャンプーを選んでいくと良いと思います。
自分で選ぶのは心配だな。。。。。って方は
担当してくれている美容師さんと一緒に相談するのが一番良いと思います。
以上。
最後まで、読んで頂いてありがとうございます。
少しでも、参考になれば幸いです。