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タイへの渡航レポ

2020年11月22日に日本を出国し、タイ王国に入国しました

特別便による入国や隔離施設における生活など、今後タイへ渡航する予定の人の参考になればと思い、気付いた点を記録します

なお、私はタイの現地企業で働くため、イミグラントBビザを取得し、隔離終了後にワークパミットを取得する流れとなります。既にビザを取得している人や別のビザで入国する人は、手続きが異りますのでご留意ください。また、手続きは変更となる可能性があるため、必ず在東京タイ大使館のホームページを確認ください

http://site.thaiembassy.jp/jp/

事前準備

現在、タイ王国に入国するためには、入国許可証(COE)が必要となります

入国許可証は、以下の書類を準備してメールにて申請します

パスポートのコピー、ビザ(ビザ予約があれば事前に申請可能)、航空券Eチケット、申請書、英文医療保険証、隔離施設の予約確認書、FormWP3

以下、主な留意点です

・航空券Eチケット

航空各社が運航する特別便のEチケットが必要となります。特別便の運行スケジュールは大使館ホームページに掲載されています。特別便運航開始時には、予約開始直後に満席となるケースもありましたが、増便に伴い多少余裕が出てきたようです

・10万米ドルもしくは1,100万円以上の治療補償額の英文保険証の契約

同一保険会社であれば、複数契約による合算でも受理されました

・隔離施設(ASQ)の事前予約

在東京タイ大使館のホームページなどに記載されている隔離施設リストから金額などの条件を確認のうえ予約します。15泊16日で50,000バーツ程度(172,000円)が中心価格帯です。即時決済がほとんど

・RT-PCR検査陰性証明および搭乗可能健康証明書

渡航72時間以内に発行された証明書(72時間以内に検査ではなく、72時間以内に発行)が必要となります。健康証明といっても体温チェックと受付で体調不良などを確認される程度でした

・FormWP3というワークパミットの事前審査受理書

タイ現地企業がタイ労働省に申請する必要があります

当日(出国)

成田空港11:45発のタイ航空の特別便だったので念のため7:30に空港に着きました

書類チェックなど手続きに時間がかかるため、早めに空港に行った方が良いとの記事を複数見ていましたが、正直、必要ありませんでした

9:15にチェックインカウンターが開くまで並んでいる人はほぼゼロ

少なくとも11月22日時点では成田空港の手続きはスムーズで過度に早くいく必要はありません

ランドオペレーターに聞くと感染防止のため座席の1割程度で予約を締め切っているとのことでした

書類チェックなどは通常より時間がかかりますが、それ以上に人数を制限しているため流れはスムーズなようです

特別便に乗り込むと、搭乗員は全員防護服を着用しており、さすがに物々しい印象

特別便のため、映画などエンターテインメントサービスはなく、食事も一種類のみ

しかし、それ以外はトイレなどの行動に制限はなく特に不都合は感じませんでした

むしろ、座席間引きのため、三列シートに1名しかおらず、スペースの面ではいつもより快適でした

当日(入国)​

着陸後は、防護服姿の空港職員や軍人?の指示で手続きがあります

歩く歩道がある空港通路に椅子が並べられ、到着順に座るよう指示されて、乗客は書類のチェックを受けつつ、連絡先、隔離施設および隔離終了後の滞在先などを申告します

5、6回のチェックを経て、入国審査に移ります

ここでも書類のチェックのため時間はかかりますが、特に指摘などはありませんでした。周りでも揉めている様子はなく、入国者も受入側も慣れてきたものと思われます

入国審査が終わると、隔離施設ごとに付けられた名札に沿って車に誘導されて輸送されます

隔離施設へのチェックインも専用の入口が設けられており、書類のチェックや健康管理アプリの登録、検温義務など一通り説明を受けて解放されます

16:45にスワンナプーム空港に到着して、40分の車移動を経てホテルの自室に入ったのが18:00過ぎ

これまた事前情報よりはスムーズでした

隔離生活については別で書きます

読んでいただきありがとうございました。

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