道案内は人に任せて良いという話
道案内は、道に迷いにくい人にお任せしたほうがいい。
自分が道に迷いやすいのであれば、目的地までの道案内はできる人に頼ってしまいましょう。
私はもともと道に迷いやすい人だったところから、今は道に迷いにくい人になりました。
何人かで移動するときは、徐々に人についていく人から人を案内する人に変わっていきました。
両方を体験したことを振り返ると、案内はできる人に任せたほうが、うまくいくことが多いということ。
目的地に着くまでの時間は早いし、イライラすることも少なめです。
ただし、道や建物を案内することを仕事としてしているプロとは違い、友達同時、家族同士、恋人同士など、たまたま道に迷いづらい人が案内をしてくれるという場面では、ちょっと気をつけてほしいポイントが3つあります。
①なるべく話しかけない
Vol.1でもお話ししましたが、道に迷わず目的地に着くということは頭の色々な機能を使ってなんとかうまく回している状態です。
そして、道に迷いづらい人がすべての能力を最大限使えるわけではなく、例えば、目印(ランドマークともいいます)を見つけやすい人、自分の位置を客観的に見れる人、東西南北がはっきりわかる人など個性があります。
道案内をしているとき、その人の苦手な部分をがんばって使って道を探しているときもあり、そんなときに声をかけられたら、道を見失ったり、目印を見落としたりすることも。
特に時間がないときは、道案内をしてくれる人がなるべく気が散らないようにしてあげてください。
でも、きれいな景色や面白いものを見つけて共有したいときもあると思います。時間があれば、声をかけてあげてもいいかもしれません。時間がないのなら、帰りによってみたり、サッと写真を撮っておいて、あとで共有するのもいいと思います。
②ただついていくだけにしない
案内してくれている人がいると、なんとなく後をついていくだけになってしまいがちですが、できれば周りの景色をチェックしておくのがおすすめです。
道案内をしてくれている人は、アプリなどの地図を見ながら進んでいることも多いです。そのため、視野が狭くなって、目印を見落としてしまうこともあります。
できればついていくだけでなく、自分も地図を確認しながらついて行くほうが迷ったときに案内をしてくれる人の助けにもなります。
ところで、人についていくとき、手持ち無沙汰でついついスマホでゲームしたり動画をみたりしてしまうってことはありませんか?
案内してくれる人によっては、「自分は頑張って案内してるのに何やってるんだ!」とイライラする人もいるので、なるべく控えるようにしたほうがいいですね。
③道を間違えたときは提案する
道に迷いづらい人でも100%道に迷わないわけではなく、ちょこちょこ道に迷うこともあります。
そんなときは、1人で考えさせずに、こちらから道を戻ることや周りの目印を一緒に探すことを提案してみましょう。
道に迷ったというときは、案内をしてくれる人のセンサーが結構疲れてきている場合が多いです。1人で処理できなくなっていることもあるので、時間があれば、ちょっと休むのもおすすめです。
また、これも性格によりますが、「自分は間違ってない!」と提案を受け入れてくれなかったり、黙りこんで何を考えているかわからなくなる人もいます。こういった人は自分の力で解決しようとする傾向が強いのですが、すでに自分の力ではどうにもできない場合も多いです。
こういった人にも休憩してリフレッシュは効果的です。
休む場所がない・時間がない場合は、もう1つの解決策として、ついていく人が周りの人に聞く役目を担うというのが使えます。
道案内してくれている人よりもこの場所を知っている人、インフォメーションや駅員さん、タクシーの運転手、警察官などに尋ねることです。
頑固な人は、自分で考えるから人に聞かなくてもいいというかもしれませんが、サクッと知っている人に聞くほうが、一瞬で解決する場合もあるので、試してみてください。
ここまで書いたことは、私が人についていく側から人を案内する側に変わっていったときに、気づいたことです。
思い返せば、案内してくれている人に話しかけすぎて、イライラさせたなということや案内してるのにずっとゲームしている友達にイラっとしたこともあります。
まだまだ自分でもできてないところはあるんですが、案内する人される人、どちらもなるべくストレスなく目的地に着くために、取り入れてみてください。
では今回はこのあたりで…φ(. . )