私のDTMでのギタートラック作成事情(自分で弾くのか?それとも打ち込むのか?問題)
こんにちは。
会社員をしながら音楽クリエイター(職業作曲家)として活動しています、AKIHATAです!
過去のnote記事にも書いたように、私はピアノやらギターやらを弾くことができますが、何が一番得意かと聞かれればギターと答えています。アコギを長いこと弾いており、一応エレキギター(ストラト)も所持しています。
しかし、DTMでギタートラックを作成するときは自分で弾こうか、音源で打ち込むか毎回悩んでおります。今日はそんな悩みについて書いていこうと思います!
私のようにギタリストでDTMをやっている方は経験則の中では非常に多い気がしています。みんなギタートラックをどう作成しているのか気になりますよね(笑)
私の場合はちょっと前まではギタートラックは全て自分で弾いたものを録音していました。とは言っても、私は10年以上アコギ・エレキを弾いてるくせにアンプやエフェクターを一台も持っておりません。
なのでギタートラックを作成するときは、ギターとオーディオインターフェースを直接つなぎ(いわゆるライン録り)、DAWの中にあるアンプシミュレーターとエフェクターで音作りをして録音しています。ちなみにアコギはYAMAHAのサイレントギターを使ってライン録りしています。
前までずっとこのやり方でしたが、某クリエイターのコミュニティに参加するようになってから、音源で打ち込んでいるクリエイターを多く見るようになり(そしてみなさん、高クオリティ!)、自分も音源を買って打ち込むようになりました。
やはり4〜5万円くらいの音源に入ってる音と、自分で弾いたライン録りの音を比べると、音の質感や存在感は音源のほうが良いです。打ち込み感もあまり無いですしね!しかもストラト以外のギターも打ち込めるので、音作りも幅広く行えます。ライン録りはどうしてものっぺりした質感になってしまいます。ただし、楽曲によってはのっぺりしてたほうが聴こえた方が良くなることもあるんですよね・・。とはいえ基本的にのっぺりしたギターを求められることってほとんどないので最終的に音源で打ち込んだ音を採用することになります。ここですごーく悩むのが、ピッキングの強さやスライドのタイミングなど、ほんとに細かい表現は打ち込みで再現するのが難しいということです!!
ある程度技術のある人なら当然自分で弾いたほうが思い通りの表現になります。そうすると「やっぱり打ち込むより弾こうかなあ」「弾いたほうが早いなあ」ってなってしまうんですよね・・。 「でも音源のほうが音の質感が良いからなあ、頑張って打ち込むか!」と悩みの渦に飲み込まれて時間が喰われるわけです・・
ちなみに私の場合、弾くのと打ち込みでは、おそらく弾いたほうが早いです。普通だったら打ち込みのほうが早くなると思うのですが、今の環境下だと即座にライン録りができるようにエレキギターとオーディオインターフェースを常に繋いでいるので弾いたほうが早いことのほうが多いです。これが実機のアンプを使って、マイクを立てて録る、だと話は変わってきますが。
現在の楽曲制作で最も多いパターンは、インスピレーションを失わないうちにフレーズが浮かんだらパパっとライン録りしておいて、後から音源に差し替えるパターンです。で、差し替え時に音源での微妙なニュアンスの表現方法に悩むという・・(笑)
はやい話、毎回音源の打ち込みでこんな風に悩んでいるなら、良い音で録れる環境をさっさと整えろやって話ですよね(笑)マイクプリアンプ導入するなり、良いアンプ買って良いマイク立てて録音するなり、いくらでも良い音で録音する方法はあるわけです。当然、世にリリースされている多くの楽曲のギタートラックは素晴らしいスタジオで素晴らしいアンプとマイクを立ててプロが弾いたトラックが使われているわけなので。
そういう理想があるんですが、なかなか今の資金と住んでいる部屋(ちなみに東京の壁の薄い部屋に1人暮らし)では難しいこともあり、まだ導入できずにいます。ギター以外のところで導入を検討しているものもたくさんあるので、資金を見ながら計画的に導入しないといけません。(一気に全て導入するだけの資金があったらどれほどいいものか(笑))
今は打ち込み音源のほうが音が良いのでそれを採用しつつ、個人的には弾くほうが早いので将来的には高クオリティの音で弾いて録音できる環境を整えていきたいですね!
今回は以上となります。ありがとうございました!