使える四柱推命解説「偏印倒食」食神(しょくじん)と偏印 - 韓国式四柱推命鑑定
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命式というのは五行の流れと関連性を探るもので、
五行というものは水木火土金のエネルギーです。
五行をあまり物象的に解釈しても困るが...
だからといって「見えないエネルギー」を恣意的に解釈することも問題です。
占術には六爻占術や九星学などの術法で生の羅針盤を提示したりするが…
重要なのはやはり相談者にやさしく説明し~
なるべく勇気と希望を伝えるべきだといつも思っています。
なので、お客様に用語自体を簡単に説明することは難しくても
五行の関係を少しでも易しく説明しようと努力しています。
今日からアップロードする四柱推命用語は、読者の皆様には多少の理解が難しいとしても、
四柱推命の基本を理解するという考えで、軽い気持ちでお読みいただければ幸いです。
「偏印倒食」
食神(しょくじん)と偏印 の関係
今日は偏印倒食についてお話したいと思います。
偏印倒食という用語を初めて接する方が多いと思いますが、偏印倒食とは文字通り、偏印が食神を倒すという意味で、偏印によって食神の本来の機能を発揮できないということを言います。
食神の代表的なキーワードは活動性、方向性、本能の領域に該当する食欲、性欲であり、日干を剋する偏官をコントロールする通変星なので、人間の暮らしの豊かさと健康を担う重要な要素だと言えます。
倒れる側が偏印ではなく食神なので、結果的には食神の問題、食神の無気力によって生活の重要な衣食住が侵害されることになり、結果的には生計が苦しくなるということを意味します。
それで偏印倒食は否定的な結果を生む場合が多いので、昔から凶のアイコンと解釈し、偏印倒食の偏印を10個の通変星の中でも劫財、偏財、偏官とともに4大凶神に分類したそうです。
偏印倒食の成立条件は例1の1番、2番、3番、4番のように偏印と食神が隣同士になっている時に偏印倒食の状況に置かれていると言えますし、
例2のように、命式自体には成立していなくても、運の干渉によって頻繁に発生することになります。
命式自体に偏印倒食の状況が成立していたり、運の干渉によって偏印倒食の状況が成立する時は、食神や傷官の状況を注意深くチェックしなければなりません。
特に命式自体に成立している根の弱い食傷生財や、既に毀損されている食傷生財は運によって成立する偏印倒食にかなり脆弱なので、運の干渉による倒食の被害は予想外に激しいことがあるということです。
つまり、食傷生財は安定した食神傷官を前提条件として財星を取得しゅとくしようとする一連の過程ですが、
偏印倒食の状況が演出され、偏印が食神を倒すことになったり、傷官を倒す状況になると食神が打撃を受けるのはもちろん、傷官も打撃を受けることになる状況が演出されるので、金銭の取得に該当する財星が甚大な打撃を受けることになるということです。
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