【四柱推命 入門】 天干(十干) 乙(きのと・おつ)の 意味・キーワード
乙(きのと・おつ)は天干の陰の木
陰の木なので強く盛り上がった木のエネルギーが整理されて柔らかくなった形です。
甲(きのえ・こう)の外的成長は弱まり、内的には爆発寸前のエネルギーが凝縮された状態に横に広がって拡張した状態になっています。
内的エネルギーが増加して内部的には充満しましたが、自ら持つ内的ストレスが激しいです。しかし、問題が発生すると、見守っているうちに妙な打開策を見つけたりもします。
乙(きのと・おつ)は具現化の段階
甲(きのえ)と同じく、夏に生まれた人を除く春秋冬生は火を必要とします。
そして、甲(きのえ)に会うと、つたが大木を頼りに登ってくるように、甲(きのえ)に助けられて楽になっていきます。これを藤蘿繫甲といいます。また、甲(きのえ・こう)が前に進もうとする精神であれば、乙(きのと)は始めたことをようやく具現化の段階に入っていくことを意味します。
いつも他の人と付き合うことが好きで、深思熟考する性向で悩みと考えが多くて多少計算的なところがあります。そして、自ら華やかに見せようとするエネルギーがあります。また、表向きは他の人に屈することのできる屈伸性がありますが、結局は自分の意志通りに進んでいく竹のような性質も持っています。
物像は草花のような小さい木で、高く育たない代わりに華やかさを含んでおり、代表的に草花のつぼみ、木の葉などが該当します。(草花、雑草蔓、小さな木など)
乙(きのと・おつ)の肯定的な意味
✔ 現実的で、生活力と忍耐心が強いです。
✔ 環境適応力が優れ、諦めたり挫折したりせずに粘り強いです。
✔ 内実を重視し、すべてを利用できる知恵を持っています。
✔ 社会性が柔軟で周りの人とよく交わります。
乙(きのと・おつ)の否定的な意味
✔ あまりにも強い執着性と欲張りで、小人物の気質があります。
✔ 星回りが悪いと非現実的で主体がありません。
✔ 臆病で、神経質で、集中力が弱いです。
乙(きのと・おつ)のキーワード
実のある創造者/発明家/企画者、弁舌家、屈伸、妥協、柔順、温順、機知、柔らかく、外的謙遜、集中力不足、柔軟さ
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