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初めての石拾い旅行記 arrangement

旅のキッカケはコチラです。

“ishimedelium”
石を愛でる空間をプロデュースするダーマツさんの企画です。
第二弾と書かれている通り、今回で2回目となるこの遊びに、私も参画することになりました。参加する上で、自分には動機が必要なんですが、その動機は3点ありました。

  • 動機その1
    まだ見ぬダーマツさん本人に会える

  • 動機その2
    旅先が近い場所だった

  • 動機その3
    おじさんになった今、
    石拾いすると何を感じられるのか

この3点です。
Clubhouseアプリが実装された当初から、毎日のように好きな本を声に出して読んでいるダーマツさんのルームにお邪魔していた訳ですが、こんな世の中の情勢もあり、なかなかお会いするキッカケがなかったんですよね。

これまで色んな遊びや、思いを聴いていた私が、ダーマツさんの遊びに飛び付いたのが『ishimedelium to you』でした。抽象画の「やわらかい壁。」と、あなたのための石拾い。そして、それを追体験できるダーマツさん作のZINE「本mede(ishimedeliumの本)」が、全て詰まった第一弾の『ishimedelium to you★全mede★』は、なぜか、なんでか、お得な気持ちになって、誰より先に購入を希望しました。

私が★全mede★を体験して感じたことは別記事に記してあります。
さあ、ここまでの流れで分かるように、私の文章は非常に回りくどいw
この記事「初めての石拾い旅 arrangement」も、かなり長くなることを覚悟して読んでいただければと…

行き先は新潟県糸魚川市のヒスイ海岸

行き先は、ヒスイ海岸に決まったようで、その経緯も聴いていた。
ダーマツさんに勧められ、たまに聴いていたClubhouseのルーム【爆笑🤣ゴキゲンてらす♡〜僧侶にお悩み相談?!〜】でお話しされている、僧侶の小杉 瑞穂さんは石に精通されている。瑞穂さんとダーマツさんの石拾いトークの中に出てきた場所が、ヒスイ海岸だったようです。
同ルームで、瑞穂さんと一緒にお話しされているもう一人の僧侶の森 香有さんが日本に帰国されるタイミング(今、お住まいはシリコンバレー)に合わせて企画された石拾いツアーという名の交流会に、私も参加できると聴いていて、すぐに申し込みをしたんです。
7月中旬に、教えてもらったフォームで申し込みを済ませ、気付けばあっという間の7月末に。行き先はお隣の新潟県。よく行くので車移動や観光など、協力できることはたくさんあるなと意気込んでいた。
旅の1週間前くらいでしたかね。旅を共にするダーマツさん、Sayoriさんと、3人で旅の作戦会議をすることになりました。こういうのを決めると行動が早いダーマツさん。勢いに気圧されることなく、その夜、3人はまたClubhouseに集まるのでした。

旅の始まりは作戦会議から

集合時間より前に開くroom
集合時間より前に集まる旅人たち
この時点で意気込みは充分だ。

聞けば、今回の石拾いツアーは、ダーマツさんがホストとなり、ツアーのプランを組んでいるという。こりゃ大変な役割を仰せ使っている。
作戦会議の前に決まっていたことは以下の通り。

  1. ツアーの日程、行き先

  2. ツアー参加者、人数

  3. 宿泊先

ここにダーマツさんが行きたいところ、私たちが行ってみたいところ、それぞれの思いを足して、2日間のツアーを満喫するプランを組んでいく。
そのための作戦会議。
なぜこの3人で作戦会議?というと、当然ホストということもあるが、ヒスイ海岸に向かう前に、北陸を満喫しようではないか!というダーマツさんの思惑があったからだ。
ダーマツさん、Sayoriさんは、ツアー当日の朝、富山に降り立ち、私がふたりをピックアップして、糸魚川市まで向かう。その道中には、なかなか来られない北陸の地を楽しめるスポットがある。それを楽しみたい!とダーマツさんから聞いたとき、バレーボール以外で久しぶりに旅ができるという喜びが倍増した。これに乗っからないと損だし、何より地元を案内できることが嬉しかった。

  • 朝、ダーマツさんが富山駅に到着

  • Sayoriさんの到着に合わせて私がふたりをピックアップ

  • 朝食に海鮮を求めて中央卸売市場へ

  • 朝日町宮崎・境海岸で石拾い
    (石の目慣らし)

  • 昼過ぎに新潟県糸魚川市ヒスイ海岸でツアーメンバーと合流

ここまではツアーのメインに至るまでの、言わば前菜みたいなものだ。

早朝の富山駅に到着する我らがクルーのキャプテン・ダーマツ。
ここは富山県。夜行バスが到着する早朝に、暇を潰せるところなんて皆無。
だから、キャプテンが到着する頃に迎えに行こうと言ったんです。
ところが、キャプテンは「Sayoriさんが到着する時間で大丈夫で〜す」なんて言うもんだから少々焦った。だって…ホンマに何もないから!w
そこで思い付いたのが、駅から歩いて10分圏内にある|富岩運河環水公園《》でした。普段から散歩していて、公園も好きなダーマツさんにはピッタリのスポット。公園内にはスタバもある。当然、早朝にはオープンしていないが、2008年に世界一美しいスターバックスに認定されているので、それを外観からでも感じてほしいなと。運河という名の通り、公園内には運河に滝の噴水と水場が豊富で、芝生と共に涼しげな雰囲気。ベンチもある。公園の名前には、石ならぬ岩も入っている。バッチリだ!!

そして、同クルーのSayoriさんと落ち合ってから、向かうは海鮮を楽しめる朝食だ。キャプテンは市場に行ってみたいと希望するが、富山市は、漁港市場に隣接する定食屋が意外と少ない。富山市から西に位置する射水市であれば、新湊漁港で豊富な海鮮を朝から楽しめる。朝食後に向かう朝日町や新潟県は東側。これは時間との闘いになる。
ここで随分と昔の記憶が蘇った。
飲み屋でバイトしていた20代前半。バイト終わりの朝方に、泥酔してても飯を食わせてもらうことが多かった。その頃、よく連れて行かれた中央卸売市場の定食屋があった。富山駅から車で15分ほど。西には移動しない。ここがベストだ。キャプテンに提案すると「いいですね〜」と好感触!

キャプテンは「朝から飲んじゃおうかな〜♪」なんて、楽しそうに話をしてる。一応、射水市新湊漁港の定食屋さんも紹介してみた。

どうやら、Webページにある海鮮丼に惹かれている様子。
ふ「キャプテン、時間の都合もあります故…」
と言うことで、朝食スポットも決定した。

私にとってのヒスイ海岸(朝日町宮崎・境海岸)

糸魚川市のヒスイ海岸は石拾いできる海岸で、その名の通り翡翠を拾えるかもしれないことで有名。そして海水浴場としても開放されている。
私たち富山県民にとってヒスイ海岸とは、朝日町の宮崎・境海岸を示している。しかも、糸魚川市のヒスイ海岸と同等で、翡翠が拾えるかもしれない石の海岸線。小学生の頃に、バス遠足で訪れるスポットでもある。大人になってから、誰かと海水浴に来た記憶はあって、いつ訪れたか思い出せないくらいに昔の話だけど、割と整備されていてストレスのない海水浴場だった記憶がある。
この海岸を紹介していたこともあって、糸魚川市に向かう前に、石の目慣らしをしたいというリクエストがあった。
久しぶりに宮崎・境海岸を訪れるチャンス。そして、石拾いのポイントや、ダーマツさんがishimedelistとして石を拾う姿を見れる。
各して、朝から地元スポットに寄りつつ、糸魚川市に向かう。そんな無理のない、余裕あるプランが組まれました。

キャプテンは海水浴をご所望した。

初日のプランが組まれていく過程でキャプテン曰く「やっぱり夏だし、海だし、海水浴したいですよね〜」と。
とても意外だったが、キャプテンは泳ぐ準備をしてくることを決めていて、時に荒波と化す日本海に入水する気満々だった。

ダ「ふかっち♪さん、浮き輪ありますか?」
もう、ガチだ。
本格的に浮かんで漂う気満々やん。
ふ「浮き輪は持ってないから、近くの浜茶屋でレンタルしよう」
ダ「分かりました!持っていきます!」
も、持ってくるの!?
キャプテンの行動力には脱帽だよ。

ツアー2日間で想定されることは、雨や強風、日焼けや熱中症対策です。
普段からアウトドアで活動していることや、ツアー中も自家用車で移動する私は、このとき既にできることを最小限の荷物でイメージしていた。
予報では、もしかしたらツアー中に雨に降られるかもという感じ。

ダ「ふかっちさん、傘持ってきてくださいね!」
キャプテンからリクエストもいただきましたw

真夏の日焼け対策に、帽子は必須。石拾いは屋外ということもあり、それぞれが帽子を準備してくることに。
キャプテンは麦わら帽子、Sayoriさんはハットにキャップ2種類を持ってくるって(え?3種類も帽子を持ってくるの??キャプテンにも貸してあげるってw)
ふたりが旅の荷物を考えながらも、キャプテンがアテンドする石拾いツアーのプランは順調に組まれていくのであった。

  • 糸魚川市ヒスイ海岸で石拾い&海水浴

  • 道の駅マリンドーム能生で晩御飯やお酒の買い出し&海鮮を楽しむ

  • ふかっち♪オススメの鮎正宗酒造に立ち寄る

  • 新潟県妙高市の宿に到着

  • みんなで晩御飯を作る

  • 花火もやろうね

1日目は、家族連れも居ることを考慮して、なるべく早めに動こうとプランニングされました。考慮しているとはいえ、朝から夜までみっちりと凝縮されたプランになっている。これは楽しみだ!
そして2日目のプランは、

  • 野尻湖散策

  • 糸魚川市ヒスイ海岸で石拾いパート2

  • 自由解散

ダーマツさんは、ishimedelium to youに申し込んでくれた方をイメージした石に出会えるか?2日間で拾えるか?ということを心配していました。
もし、第二弾に申し込んだ方がこの記事を読んでいたなら伝えたい。
あなたのことを思って拾ってくれた石、大切にしてあげてください。

このタイミングで冷静になって気付いたことがある。

私、ツアー参加者の全員と初対面だ。
喋ったことある、聴いたことあるくらいで、姿形も知らない方ばかり。
急に本質的に在る人見知りが発動して、なんだか不安になった。
それでも、ツアーをプランニングするダーマツさん、Sayoriさんとの会話が楽しくて、次の瞬間には不安も薄くなっていました。
このような感じで、1週間前くらいに突如開催された作戦会議によって、私の初めての石拾い旅が彩られていったのです。
これまで、ビーチバレーボールのプレイヤーとして過ごしてきた私は、遠征先でも観光すらしないことが多かった。無駄だったとは思っていないけど、少しだけ勿体無いことをしてきたかなとは思っていた。だからこそ、今回の旅は、私にとって大きく、価値のあるものになる予感がしていました。
これから先は、旅で起きたアレやコレやをピックアップしながら、旅行記として記録を残していきたいと考えています。(続)

実は他にも行きたかったところが…

作戦会議で上がった観光地やスポットを記録しておきます。

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