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ヒットの法則は温故知新にあるらしい
馴染みがあるモノの中に、ちょっとだけ新しさがある事がヒットの法則だと言われてて、
人は新しいものを求めるけどその一方で、馴染みのあるものをひいきするというか、
好奇心旺盛だけど、保守的なのが人間なんでしょうね。
作曲をしてるもんでJPOPに例えますが、「YOASOBIの夜に駆ける」を振り返ると、一貫して馴染みのJPOP感があるんですけど、
やっぱり振り返ってみると、あのピアノの感じとか転調の感じとか、メロディの運び方が新しかった。
「King Gnuの白日」が美容室の有線で流れてきた時も、「時には〜」の歌い出しで「何この声の感じ、譜割り、!!!」と新しさに興奮しましたが、
やっぱり振り返ると、全体通して馴染みがあるんですよね。
【馴染みを持ってもらいながら、驚いてもらう事が出来るのか!】という物作りする人にとってのテーマですね〜。
iPhoneを携帯電話として売り出したジョブス
iPhoneやスマホも中身はパソコンなのに、しつこくしつこく「これは携帯電話です!!!」と世の中に売り込んだジョブス天才すぎます。
中身はパソコンなのにも関わらず、わざわざ電話機能をつけて販売する訳ですよ、、
メインとか一番の売りは、「パソコン要らなくなるじゃん」みたいな所だったのかもしれないけど、皆の手に届くためには、「これは携帯電話です!」と謳う必要があったと、、、
…いかに皆の生活に潜らせられるのか。
これを、「超小型パソコンです!」とかみたいに、世の中に売り込んでたら、きっと「何それ、難しそう・・・」と煙たがる人は多かったでしょうね、
「あ〜、携帯電話なんだけど、こんな事もできんだ〜」と、割とスッと入ってくる売り文句にした事が凄いですよね。
これも、馴染みの中に新しさがあるみたいな今回のテーマに似てますよね〜。
スティーブ・ジョブスがiPhoneを「携帯電話です!」って言い換えた話で思い出したので、少し脱線しちゃいますが、
文章の前後を入れ替えるだけでも印象がガラッと変わるっていう事があるんですよ。
例えば、「13ヵ国まわったんですけど、学校の成績は最悪です」と、
「学校の成績は最悪なんですけど、13ヵ国まわりました」だと、
後者の方が印象がかなり良いですよね。
脱線しちゃいましたが、
知ってたり、馴染みのあるものは脳に優しいというか、情報を処理するのに大して頭を使わずにすむので、楽さというか、心地よさを覚えるみたいですね。
僕は、JPOP大好き人間なので、「ここで来て欲しい!」みたいに期待を裏切らないし、でも飽きさせない新しさみたいな曲が、なんだかんだ好きですね。
創作は自由なので、それだけが正解じゃないですが、そうやって大好きなものに影響を受けながらこれからもやっていきます。
【instrumental muic】のプレイリスト
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