カタログ型コンテンツをベースにした情報サイト設計の解説
はじめに
有名ブロガーのブログ運営論やSEO関連のツイートを見ていると「サイト設計が重要」というアドバイスをよく目にします。
ブログはサイト設計など考えずに思いついた記事を投稿できることが長所なのに、なんのためにサイト設計をするのでしょうか?
・SEOで上位表示するため?
・回遊率を上げてPVを増やすため?
いいえ、違います。
それらは副次的な効果であって本質ではありません。
特にサイト設計におけるSEOは補助的な文脈で語られるべきものであり、それらを目的にすることは長い目で見て運営上のリスクを引き寄せます。
サイト設計は「より早く、よりスムースに、ユーザーがサイトを訪問した目的を最適な形で達成するため」に行うのです。
特に情報提供そのものを主題とした情報サイトの構築ではこの目的意識が重要です。
急いでいるユーザーにはひと目で答えが提供できるようシンプルに、悩みの深いユーザーにはデータの比較や一次情報の提供で納得のいく答えを見つけてもらえるように。
リンクを駆使し、長所短所を補完し合うようコンテンツを組み合わせ、ユーザーに「このサイト使える!」と思ってもらえて初めてサイト設計は成功したと言えます。
その結果として回遊率がアップしたり、検索順位がアップしたりするのです。
もちろん正しいサイト構造というものはケースバイケースであり「これが唯一の正解」というものはありません。
今回は個人運営でも比較的作りやすく成功例の多い「カタログ型コンテンツをベースにしたサイト構造」を通して、ユーザー満足度の高い情報サイト構築のあり方について解説を試みたいと思います。
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なお、本noteは過去の著作やブログ、X(ツイッター)などに散らばったカタログ型サイトに対する発言を体系的にまとめ直したもので、特にそれ以上の革新的な知見などはありません。
また、アフィリエイト等のマネタイズの話や裏技的なSEOに関する記述は1行もありません。
純粋に個人運営の情報サイトをいかに作り運用するかの解説になります。
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では、始めましょう。
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