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そりゃイチゴのケーキ、おいしいです。

 果物が好きです。見て美しく、素晴らしい香り、食べて美味しい、栄養たっぷり。
 「種を運んでもらう代わりに、美味しく包んでおきました」の果肉が不味いわけないのです。もちろん、例外もありますが、完熟した果物の魅力は本能に訴えかけるかのようです。
 イチゴたっぷりケーキ。顔がゆるんでしまいます。普段から、ゆるみ通しなので、原形をとどめぬほど崩れ、むしろ整うほどです。ちょっと失礼してケーキ食べちゃいます。変顔に戻りました。
 我が家の植木鉢にもイチゴが植えてあります。赤い花がつく変わった種類なのですが、そこそこ甘い実が年中つく不思議さんです。
 子供のころのイチゴケーキは、それは酸っぱいイチゴがちょこんとのっていて、甘いクリームと食べても、まだ酸っぱいと思っていました。今のケーキは甘さを控えたクリームに甘い甘いイチゴがたっぷりです。赤い宝石も伊達じゃありません。
 昔の酸っぱいイチゴは牛乳とお砂糖で食べると美味しかったなぁと。最後にピンクに染まったイチゴ牛乳を飲み干すのです。ぷふーっと。牛乳ひげが恥ずかしい思い出。


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