名トの子達 その9
最強の名前トーナメントにエントリーしたりしなかったりした名前達の覚書その9です。おおむね開催日(公開日)順に並んでいます
最強の名前トーナメントの概要については下記のサイトや他の方のnote記事などに詳しく載っているので割愛します
暴飲暴食
何でも飲んだり食べたりしちゃうタッグ。国際フードファイト競技会出禁らしい。
賭博杯出場・もぐもぐの平気 鯛遅と、新キャラ・ごくごくの呑崎諾濁のタッグです。タッグ名が「暴飲暴食」なのは言わずもがな。
呑崎諾濁について。この記事自体書き始めたのが杯後1.5カ月ほど経ってからなので正直かなり作ったときの記憶が薄れています。どうやって作ったっけ?
呑崎姓を思いつく→飲み物→ごくごく・つゆだく→のみざきだくだく→のみざきだくだくはなんでも飲める→なんでも飲める→諾濁
こんな感じだったと思う。「呑崎諾濁は何でも飲める」は初稿です。「〇〇は~~できる/する」みたいな構文の名前を作りたかったのが出ている。その後、平気 鯛遅の二つ名との兼ね合いを見てパンチが足りない気がしたため、今の二つ名になりました。
必殺技!はじめ提出した時は「いただきます」「おかわり」「ごちそうさまでした」だけ書いてました、平気の脳筋(脳胃?)ぶりにかなり引っ張られてる。流石にもうちょっとひねれるんじゃない?ということで今の形に持っていきました。【】内にまぁまぁ名残がある。
フードファイターについて調べていたら出てきたドラマ『フードファイト』にて、主人公の決め台詞が「俺の胃袋は宇宙だ!」だったことから宇宙も要素に入れてみよう!という感じになりました。というかやばいもう4月になってしまった、調べていた時に見たページがサルベージできない。確か 宇宙の始まり→途中経過→宇宙の終わり のコンセプトで調べていたはず。
初期特異点はビッグバン理論における宇宙の始まりとして解釈して必殺技①に置いているのかな、初期特異点のソースが見つからないのでこの解釈は本来の初期特異点が意味するところとは恐らく全く異なっている。胃は胃です、食べ始めとともにどんどんでっかくなり始める。
インフレーション膨張は宇宙誕生後のごく初期に起こる指数関数的な膨張期らしいです。これビッグバンよりも前に起こってるな、フレーバーということで許してください。おかわりしつつどんどん胃と腹がでっかくなっていっています。胃は胃です。
ビッグリップは宇宙の終焉についての仮説らしいです。なんか要約すると全部加速して最終的に全部裂け散るらしい、全く何が何だか分かっていない概念を引用していますね。この必殺技においては逆に全部圧縮してるイメージだったと思う。
戦績:一回戦敗退
一回戦は3タッグ乱戦。対戦相手のうち片方のタッグが蟲と毒の要素を持っていて、良い感じにメタを取られていた。もっと色々食べたかったね~。
振り返りの全開示時に「いただきます」「ごちそうさま」に気づいてもらえていてよかった。みんなもごはん食べてね。
コムノム
図鑑説明の通り、通常個体よりも色違いの方が多くなってしまったポケモンです。
ポケモン杯はその名の通り、新しいポケモンを作って集める杯です。展覧会形式で応募ポケモンが発表されていました。
コムノムのコンセプト自体は私が大昔にしたツイートが元になっています。ポケモン杯の募集が始まった時に「そういえば、いろちがいポケモンのツイートしてたな〜」というのを思い出したのが契機です。当該ツイートのサルベージが面倒だったため、記憶を頼りに作り、元よりも人類への恨みが強めに出てきてしまった。詳細は開示テキストの方を読んでもらうと分かると思います。
確か 分類→図鑑説明→タイプ→高さ・重さ→名前→鳴き声 の順に出来上がっていたはず。
タイプ!名前をコモンcommonと掛けたものにしようとしていて、それでノーマルタイプになっている。というかこのコンセプトでノーマルタイプ以外だと締まらない。
高さ・重さについて、これは小型犬をベースにして設定しました。可愛がられやすい大きさ。
名前!先ほど名前をコモンcommonと掛けたものにしようとしていた旨を書いたんですけど、これが難産で難産で。これまで作ってきた名前の中で一番唸ってる時間が長かったと思う。今思えばcommon以外の単語とかを混ぜてみるとかできたのかもしれないけど、下手に別の要素を入れると主旨がぶれる気がしていた。名前の分解はcommon→com+mon→com+nom→comnomでコムノムです。
鳴き声、ドット絵だった頃のゲーム画面上で表示されるイメージで作っていた覚えがある。なんとなく必死そうに鳴いてる。
ポケモン杯では専用技の項目もあって、はじめはそこも作っていた。
専用技:きらめくなみだ ノーマル へんか技
こんな感じだった。かわいさ愛らしさに振り切った名前。相手の攻撃力を下げるとか、そんな感じの効果を想定していた気がします。「きらめく」には色違いの輝きも掛かっていますね。
ただ、普通の/どこにでもいるようなポケモンに専用技は似つかわしくないだろうと感じてやめにしました。ぎりぎり記憶に残れないぐらいがちょうどいい。
結果
ポケモン杯、何から何まで楽しすぎる。全日程ずっと楽しかった。ポケットモンスター ナト/メイト、早く遊びたいよ~!!
コムノムはかなり予想通り、というか思った通りの反応を頂けていた感じがします。「通常コムノムの価値がメチャメチャ高騰する」「何も知らずにエンカウントしたらビビる」などなど言われてましたね。パッチールやカラナクシみたいに個体ごとに色が異なっていたり色模様に地域差があったりするかもとも言われていた。
展覧会の後、応募されたポケモン達での人気投票も行われていました。ありがたいことにコムノムは3位(同着3名)を頂いていました、ありがとうございます!「通常色のコイツを対戦で出して「只者じゃない感」出したすぎる。」「実装されたら十中八九不具合出る」などなどの声が寄せられていました。バグのこと全く考えてなかったけど確かにバグが多そうな感じがする。
振り返りの時は、ひかるおまもりが効かなくて捕まえにくい話もされていた。この子実はバグの温床なのかしら……。
サスランボ
チェリンボの進化系です。チェリムになれなかったチェリンボがこっちになります。
元々は、さすらう+サクランボ→サスランボ が単体で浮かんでいました。チェリム&チェリンボと全く関係なく出てきていたけど、よくよく考えたらチェリム&チェリンボの関係者過ぎる、となってチェリンボの進化系になりました。
チェリンボの進化系にするにあたり、チェリンボとチェリムの図鑑説明を見に行きました。ポケモン図鑑さんいつもありがとうございます。チェリンボって実のちっちゃい方の栄養を使って進化するんですって!進化する前に居なくなっちゃったらどうなるんでしょうね?ということでサスランボになりました。ポケモンめちゃくちゃ好きなのに意地汚いコンセプトのポケモンばっかり出来上がってしまうのなんなんだ、呪われてでもいるのかしら。
片割れという栄養源が無くなり(3.3kg→1.7kg)、地に落下し(じめんタイプ)、少しでも日に当たるために体を縦に伸ばしています(0.4m→0.7m)。背が伸びているのは片割れを探すためでもあるかもしれない。
鳴き声は泣いているようにも萎びているようにも聞こえる感じを目指しました。
専用技は言わずもがな、栄枯盛衰から取っています。技タイプは追加したタイプのじめんで、特殊なのはなんでだろう、もう記憶が無い。フィーリングだったのかな。
チェリンボからの分岐進化の方法は開示テキストを書く時に考えたもの。自然界では、他の捕食者ポケモンなどに食われた、あるいは何かしらのハプニング等で怪我を負う際に回復不能な傷を負ってしまったなどだろうという想定でした。これをポケモンのゲームシステム/ポケモントレーナーのもとという環境に落とし込んで、あの形になりました。
結果
泣かれてましたね。どうしてこんな悲しげなポケモン達を作ってしまったんだろう、私は健やかに生きるポケモンが見たいのに。「生態学的には生き別れて分離しないと不都合がある」「栄養が上手く摂取できない身体になったせいで、分離の必要があるのかも」などなどの言及を頂いていました。開示文無しの状態でチェリンボの進化系であることを見抜いている言及もあった、すごい。
振り返りの開示時は「夜中で瀕死にさせた瞬間画面が暗転したらビビるかもな」「多分サスランボに進化させちゃったら永遠に自分を責め続けちゃう」などなど言われていました。また泣かれている。
ポケモンレンジャーのユカリ
ポケモン杯では展覧会の後に、応募されたポケモンとトレーナーが一緒に出場するバトル杯も行なわれました。そのときに出したのがユカリさんです。
トレーナーを考える前に、まずバトルに出すポケモンから選びました。コムノムとサスランボのどっちを出そう?コムノムが色違いであろうと色違いでなかろうとコムノムが人間のもとにいるのが堪らなく嫌だったため、半ば消去法的にサスランボになりました。
サスランボのパートナー(トレーナー)、何してる?野生のサスランボに出会ってその子の片割れを探している。それをするのはどんな人?ポケモンレンジャーです。ポケモンレンジャーシリーズ新作、出てくれ~。
ユカリになったのはそのときに浮かんできたからです。ポケモンレンジャーの…、ポケモンレンジャーの……、ポケモンレンジャーのユカリだ。これです。
戦績:一回戦敗退
バトルのサスランボの話も一緒にしちゃいます。まず鳴き声の「さすん」部分が何故かフックになっていた。さすん……。一回戦は3タッグ乱戦。各々のタイプが完全にばらけていた試合でした。情報を聞き出すためユカリさんが酒場で頑張りまくり対戦相手のトレーナーに介抱されたりしていた。どの試合でもそうだったけど対戦での立ち回り・戦況の議論がだいぶ具体的にされていて、凄かった。
そして投票は2競りで必殺技が出ました。珍しいじめん特殊の火力技、という感じで議論されていましたね。「相手が場に出ているターンが長いほど威力が上がるとかかな」とも言われていた、この効果格好良過ぎる。再投票は負け、ユカリもサスランボも下戸だったのか……。
\\エレクトラスト・パンダカー//『テクサデミ・ジョン・ファルス』
剥製デス勃起パンダカーです。信じてください。
チキチキ!ゲリラ要素杯は要素杯のゲリラ版。要素募集・配布・開催が一晩で行われました。ちなみに私が送った要素は「水になれる」、「虫になれる」、「君になれる」でした。
↓作っている時のメモ これ読んだら大体分かります。
多分かなり地獄みたいな要素が回って来ていたらしい。要素配布時に主催から「死なないで」と言われていました。
一番はじめに『からくりサーカス』の第一話を読みました。ゲリラ要素杯から2カ月以上経ってからこれ書いてるんですけど、「続きが気になるので後日続きを読むかアニメを視聴するなどする可能性があります 普通に読みたい」と当時DMに送っていた。後日実際にアニメを観ました、つい先日観終わりました。みんな『からくりサーカス』観た方がいいです、私は早く原作が読みたい。
\\//、元気そうに見えるのでいつかやりたいなーと思っていた囲い方です。できてよかった。半角のバックスラッシュはdiscord上で文字修飾扱いになって表示されなくなっちゃうので全角にしていたりなどする。
要素がめちゃくちゃなので気持ち悪い/グロテスク/悪趣味な感じにしようということも念頭に置いていた記憶がある。出した後で『テクサデミ・ジョン・ファルス』くん という感じに「くん」付けをして、もっと酷くしていても良かったかもしれないという気になっていた。
エレクトラスト、erectionとlustの他にelectroも掛けていた覚えがある、電力駆動パンダカー。ファルスくんの名前を『』で囲っているのは製品名だからです。
ファルスphallusは昔ファンタシースターシリーズのことを調べていた時にダークファルスのファルスの元表記はfalseではなくてこっちだったんですよ~というのを見たのを覚えていたから出せた。ありがとうPSO2。ありがとうダークファルス。
必殺技はなんなんだこれは。普通にもうかなり苦しかった記憶がある。助けて助けて助けて助けて笑え助けて笑え助けて笑え笑え笑えになっていた。
コープス・コーパ!の部分はcorpseとcopeです。死体をなんかいい感じにえいやっとしています。エジャキュレーションejaculationは射精らしいです、横文字にしとけば直球投げてもどうにかなると思ってるのかなり追い込まれを感じる。ディングルdingleは渓谷の意が本来なんですけど、ペニスを表すスラングとしても用いられるそうなのでそっちの意味として使いました。バイペダルは分かりません、なにこれ?{}で囲っているのはなんかこう、アレに見えそうかもしれないという連想の動きがあったからです。もう許して。
戦績:一回戦敗退
フックが足りない、というかかなり分かりにくかったのかも。この子だけは意図的に分かりにくくしていたのでさもありなんではある。カタカナ統一要素、という予想もされていましたね。投票は完敗してました、もっと暴れたかったな。
要素開示した時の沸き方が凄かった。だいぶえぐい要素を複数貰っていたらしいです、そういえば作ってるとき苦しみでヒィヒィ言ってました。
饗待つ河奈落 はじかみいを(あへまつかはならく-)
オオサンショウウオです。シンプルにでっっけーオオサンショウウオ。
作っている当時のメモ
・オオサンショウウオモチーフで何かしらを……
・山椒魚=はじかみいを(古語)=ハンザキ(半裂き。口で半裂きとも、半裂きでも再生する再生力とも)
・不退の地(極楽浄土。底に生まれるものは再び迷界へ退転することのない意から。仏教用語)と二命(半裂き→増殖に連想)を掛けてる
・そこ(指示語)は奈落、と底は奈落
作ったときの記憶がだいぶ無くなっている。俺作者なの抜きにしてもはじかみいをのこと結構好きなのに。忘れると思ってメモ残しといて正解だったな……。
ジャングル杯は動物(ヒト以外)と植物限定で選手が募集されたゲリラ杯です。
私はオオサンショウウオに愛着を持っています、家にでっかいオオサンショウウオのぬいぐるみがあっていつも一緒に寝ているから。オオサンショウウオってでかいし口がでっかく開くので良いですよね。
ほとんどメモに書いてるのであんまり言うことが無い。メモ読んだら分かります。
饗はごちそうとかもてなしという意味。河の底で大口開けて獲物を待っています。音読みだとキョウなんですけど響きがしっくりこなかったので訓読みの「あえ」を採用しています。はじかみいをが古語なのに合わせて「あへ」と表記している。
必殺技!はじかみいをの開いたでーーっっかい口にぱくっといかれる図ですね。ついでに残機がいっぱいある。
戦績:一回戦敗退
一回戦は4名乱戦。なんとはじかみいをの他にもう一名が「奈落」を使っているという奈落被りが発生していました。そして奈落同士で競っている。
相手の必殺技が格好いいのでかいの強いのなんのって。ちゃんと負けました。この大会から約3ヶ月経ってから書いてるので悔しさがだいぶ薄れてしまっている感じがする。