名トの子達 その2
最強の名前トーナメントにエントリーしたりしなかったりした名前達の覚書その2です。おおむね開催日(公開日)順に並んでいます
最強の名前トーナメントの概要については下記のサイトや他の方のnote記事などに詳しく載っているので割愛します
でかいねこ
ヒトよりも随分でかいねこが居ると嬉しいという気持ちで作ったねこです。というかでかいだけのただのねこです。これが名付けでいいのか?
都市の眺望映像で鮮明に見えるぐらいのサイズ感(人間が脅威だと感じられる程度のサイズ感)が癖にとっていい塩梅だったので東京タワーぐらいの座高になっています。
必殺技はでかいねこが市街地で寝っ転がっていたらビル街がパソコンのキーボードに見えてきそう~というイメージからです。脳直。
ちなみに没案は「赤子」です。でかいねこを送った後で思いついてた。これも名付けという感じではない。でかくて何故か分からないけど泣いている赤ちゃんって怖い。
戦績:一回戦敗退
当然。ねこバフで票が集まってた。登場時開示に書いていた「座高」が予想外に分かりづらかったらしい。「座高」で指していたのはこのイメージです。画像の写真はフリー素材より拝借しました。
スーパー不死鳥24代目店長 烏辺 火椰子
名都のどこかにあるスーパーの店長です。
もともとは必殺技先行のキャラでした。なお、この杯で提出するのは名前だけだったので、作者が勝手に言ってるだけの必殺技です。必殺技はサービスタイム!人生大盛り。対戦相手に人生幾周分の経験と記憶を流し込んでオーバーフローさせる技を想定しています。不死鳥は何度も蘇る=人生を沢山周回している→人生大安売り、という繋がりです。大盛りなら飲食店の方が良かったかもしれない。
人生を安売りする不死鳥なのでスーパーマーケットの店長をしています。24代目は不死の語呂合わせ&人生経験が豊富であることの暗示です。
スーパーが破壊される度にものすごいスピードで再建が行われ、ついでに店長も代替わりしています。各代おおむね1年前後は続いているので、スーパー不死鳥は開店から少なくとも24年以上経過しています。先代の店長はスーパーが破壊される度に一緒に死んでおり、そのときの従業員(雛)の中から新しい店長が就任します。従業員は皆店長のクローンです。個体差は結構ある、あってほしいな。
烏辺火椰子という名前は、この杯の募集が始まってから考えました。苗字はエジプト神話に登場する不死鳥ベンヌの由来とされる「立ち上がる者(ウェベン)」から。下の名前はフェニックスの別名を持つカナリーヤシから取っています。
出場したゲリラクロスレビュー杯は、レビュワーが1時間でレビューを書いて提出するという人間の限界に挑戦するような杯です。レビュワー11人、キャラ15人というクロスレビュー杯史上最大規模の杯となっています。
烏辺さんについては「スーパーの店長って戦わなくない?」というレビューが多かったですね。私もそう思う。恐らく戦っても牽制以上のことはできない気がします。ただただしぶといだけのスーパーなのかも。
八咫烏との関連は完全に盲点でした。おつかいでやってくる子供達の見守りをしているととても嬉しいです。
枕シーツがあるということは、店舗の規模は割と大きいのかもしれませんね。2階の半分が生活用品コーナーだったらいいな、もう半分が駐車場。スーパー不死鳥の焼き鳥、看板商品だと嬉しい。石焼き芋の代わりに焼き鳥焼き機が常設されている。24時間営業スーパーなのも嬉しい、名都の色んな層の方々に利用されているといいな。
今猛烈にスーパー不死鳥の新聞折り込みチラシが見たい。
総評でありがたいことに1票頂いておりました。誠にありがとうございます。
【しなやかマネキン】上原のぺら & 【のびやかトルソー】上原デュラハン
制服ハロウィンを楽しむ顔無しギャルのコンビです。カチューシャどこに着けてるんだろう?
モチーフはマネキン、トルソーと、のっぺらぼう、デュラハンです。元々は西表西陣の考案コーデのモデルや雑誌の読者モデルのつもりで作っていたストックの子達。実は上原テケテケもいる。ズボンのマネキンかな?
苗字が上原なのは首から上に何もないからです。上原のぺらはのっぺらぼうなので顔が無い。上原デュラハンは首以外も無いかも、四肢が着脱可能だと嬉しいな。
様子の「お揃いの傷」は傷跡メイクです。モデルに本当に傷が付いたら大変ですからね。
必殺技ではのぺらがデュラハンを投げつけ、相手に突撃したデュラハンが地面に落ちる前にのぺらがお姫様抱っこで回収します。のぺらが踊り散らかしてる。バレエのステップを踏んでいてほしい。
戦績:準決勝敗退
一回戦勝ちました!嬉しい!
ハロウィン杯は既存キャラも新規キャラも出場可能な杯だったので、色んなキャラのはっちゃけ姿が見られてとても楽しかったです。まさにお祭り騒ぎという感じだった。
上原ズ、萌えだった。私も上原ズの自撮りが見たい。作った子達の中でもかなり動いているイメージが浮かぶ子達ですね。
ホスピタリティ強化中!走る救護テント
救護テントスタッフのタッグです。
名都最強運動会杯は、これまでに名トに出場した既存キャラと初出場の新キャラでタッグを組み、運動会を行うという杯です。
気前良は名都で行われる運動会というボランティアチャンスを嗅ぎ付けて救護ボランティアをしています。普通に救護だけしに来てる。なお登場時開示の発言については気前良の意識的には本心からの言葉ですが、気前良の無意識的には適当なポジショントークです。ボランティアできなくなっちゃうので。あと敗退時テキストによると負傷者の気配を察知できるっぽいですね。ちなみに行方不明者の気配も察知できます。ボランティアの必須スキル。
コワモテちゃんは凄腕の看護師さんです。救護テントを率いていてかつ、ある程度の治療もしていそうな様子があるので医師免許も持っているのかもしれない。滅茶苦茶目つきが険しく常に苛々していそうな面持ちなので初対面だと怖がられがちだけど、実際はかなりフレンドリーで堅実な職能をもって献身的に救護を行っているので、親しみを込めてコワモテちゃんと呼ばれています。二つ名の由来は救護テントの天使(看護師)、そのままです。かなりまともな人。
名都の治安はかなり悪いので会場で大量の被害が生じるだろうという予想から必殺技で野戦病院を設置したりなどしています。敗退時テキストでは要救護者が多過ぎて他の競技場にも応援に行かざるを得ない状況、勝利時テキストでは怪我人がかなり少ない状態で運動会が進行している状況の想定です。
戦績:敗退
参加競技の指定なしでエントリーしたらバトルルールの競技に入った上に、なんと医療従事者同士がマッチしていました。赤組側の選手タッグは寄生虫と遺伝子の操作に長けた医学生カップルでした。学生って眩しい。
ちなみにこの名都最強運動会では勝者と敗者それぞれに景品が用意されていました。賞金1億円ガチバトルの勝者景品は2000億円、敗者景品は1億円とチーズケーキ3個でした。どこから突っ込めばいいんだろう。ちなみに頂いたケーキは1個だけをコワモテちゃんと気前良の2人で分け、残りの2個は勝った2人にあげていました。賞金は貰ってすぐに国境なき医師団に全額寄付されてる。
後日、医学生カップルの2人がNPO法人を設立したのを聞きつけて、コワモテちゃんと気前良はその現地活動に各々参加しています。
帰りそこねた精霊バッタ & 彼岸の騎蝗兵 萩 赤豆
秋モチーフ杯出場キャラ。名前の読みは「かえりそこねたしょうりょうばった & ひがんのきばへい はぎ あずき」。ハンネの「秋」に懸けて負けられないと思って作った子達です。過去一で始めのネタ出しの量が多く頭が回っている状態で作れたと思う。
なお、最強の秋モチーフ杯は「○○の秋」にちなんだ四つのテーマ(食欲、スポーツ、読書、芸術)から一つを選び、それらに沿ったモチーフのキャラを作って強さを競う、というレギュレーションの大会です。
選んだテーマは「スポーツの秋」。秋といえば虫→虫はゴツいのでスポーツに適している→スポーツの秋 という感じの経路でテーマを決めていました。虫といえば本の虫ですね、なんで作ってるとき気付かなかったんだろう。
まず秋の虫をとりあえず列挙しました。鈴虫、トンボ、コオロギ、バッタ(ショウリョウバッタ)、コノハカマキリ、蛾、マツムシあたりを。ショウリョウバッタが挙がっているのは、その頃2回ほど道端で見かけて印象に残っていたからです(ちなみに両方ともショウリョウバッタモドキでした)。その後、「ショウリョウバッタのショウリョウって精霊馬っぽいな、乗れそうだし、秋の彼岸と盆で合わせられそう。あと精霊"馬"だから流鏑馬できるな」といったところで原型ができあがりました。
帰りそこねた精霊バッタは、お盆に此岸にやってきて秋のお彼岸まで帰り損ねていた精霊馬のバッタという設定です。ショウリョウバッタ、もとの由来からして「精霊馬に形が似ている」だったので精霊バッタはかなりそのままです。
彼岸の騎蝗兵 萩 赤豆は秋のお彼岸モチーフの騎手です。騎蝗兵、きっと他にもたくさんいるんでしょうね。普段何してるんだろう。また、萩 赤豆という名前はあんこ入りのおはぎが由来です。
必殺技の前に流鏑馬について簡単に説明します。流鏑馬は馬に乗って駆けながらコース上に立てられた3つの的を弓矢で射抜く、武士の間で行われた馬上弓技です。騎射三物の一つですが、神事として行われることもあります。使用する矢は鏑矢(かぶらや)で、これは射ると音を鳴らしながら飛んでいくので、主に開戦の合図や威嚇などに用いられます。また、一番始めに出走する騎馬は扇を投げ上げた後で的を射るようになっています。この動作は揚扇(あげおうぎ)と呼ばれます。
必殺技です。予選の方は 嚆矢 跳揚三扇(こうし とびあげみつおうぎ)、決勝の方は 殿 翔鞍三檜(しんがり とびくらみつひのき)と読みます。嚆矢は「かぶらや」でもいいかも。予選は始めに出走して揚扇をしているイメージ、決勝の方は「殿を務める武士って強い」というイメージから来ています。三音で的を表現しようとした結果、的の素材である檜が入りました。跳/翔んでいるのはバッタです。
戦績:一回戦敗退
秋って一番良い。今すぐに秋杯のログを皆さんに見て頂きたい。良過ぎるキャラが多過ぎて良過ぎるから。匿名投票式だったのにほぼ毎回競ってた。必殺技も沢山見られて嬉しかったな。秋って四季の中で一番多様だし一番豊かだ。
騎蝗コンビは惜しくも初戦で敗退したものの、競りで必殺技を出すことができました。ありがとうございます。「かっこいい」という声が聞けたし強そうだとも思って頂けていた様子なのでかなり大満足です。こまごましたモチーフも結構拾って頂けたのも嬉しい。あと、バッタが流鏑馬の騎馬になっているところで意外がられていました。要素詰め込みまくっちゃったかも。最終的に試合の方は機動力で競り負けてしまった感じがしています。悔し~~!!!!