イヤーコンパスから始まる2021
みなさん、こんにちは。Akicomです。
年が明けて、あっという間に1週間と少し。すっかり年末年始気分は抜けて、フルスロットルです。
さて、私の年末年始の儀式の一つに「イヤーコンパスに取り組む」があります。2019年→2020年、2020年→2021年と2回続けてやってみただけですが、大掃除をする、紅白を見る、初詣に行く、お雑煮を食べる、に続く大事な習慣になっているので、今日はこれについて紹介したいと思います。
イヤーコンパスって何?
「イヤーコンパス」とは、2012年にハンガリーで生まれ、現在は22カ国語に翻訳されて世界中の人々に親しまれているブックレットで、多くの人は、大晦日の楽しみにしているようです。
20ページにわたる質問に答えていくことで、今年一年をいろんな側面から振り返り、次の一年を同じくいろんな側面でプランできます。
イヤーコンパスの公式サイトはこちら
そんなイヤーコンパスですが、ライフコーチとして”推し”と感じているところは2つ。
イヤーコンパスの推しポイント①
今年をちゃんと閉じ、次の1年を開く・スタートできること。
時間の経過という視点からみれば、12月31日と1月1日には意味のある「区切り」はないんじゃないかと思います。時間には無限の連続性があるのみでで、それを意識しているのは人間だけ。だから、あえて来年の目標みたいなものをつくることに、違和感を感じていたときもありました。
でも、どこかに区切りを作ってこれまでを閉じ、次をスタートさせることで、エネルギーが湧いてくることもあるんじゃないか。何かをスタートさせるって、気持ちがいいし、心機一転してパワーがでる。そんな風に考えるようになりました。
そんな、閉じて開くに最適なのがイヤーコンパスじゃないかと思うのです。
1年の区切りに違和感があるのであれば、自分で区切りを作ってみてもいいかもしれませんね!
イヤーコンパスの推しポイント②
結果や行動を決めるだけでなく、自分自身にじっくり向き合えること。
目標というと、資格を取る、英語学習を続けるなど、結果や行動だけにフォーカスしがち。
イヤーコンパスのいいところは、結果や行動と同時に、自分自身の大事にしていることや価値観、気持ちを自然と振り返り、プランすることができるところです。結果や行動ももちろん大事ですが、それをやっている自分がどんな自分かも大事。結果や行動も大いに変わってきます。
自分自身にじっくり向き合えることがイヤーコンパスの素晴らしいところ。自己理解が深まるいい問いがあると、コーチとしては喜びMAXです。
イヤーコンパス、私はこんな風に取り組んだ
ー 去年のイヤーコンパスを振り返る
去年描いていた未来は、「自ら未来を創造する」「丁寧な暮らし、時間を味わう」「シンプル・大事なものだけを選択する」の3つ。
大きなことは出来ていないけれど、自分なりに未来を創るチャレンジができたなぁ。今年からフリーランスになり、そして図らずもコロナの状況があったので、丁寧な暮らしや時間を味わうことにも、意識を向け続けることができたように思う。
一方で、大事なものだけを選択はどうだったかな。あんまり選択せずにトライしまくったかもしれない。
という感じで、全20ページを振り返ります。
ー サイトからワークシートをダウンロードし、印刷する
イヤーコンパスの公式サイトからダウンロード。デジタルファイルに記入することも可能ですが、私は印刷して手書きをします。手で書くと、より自分の内側からいろんなものが湧いてくるような感じがあるんです。
ー まとまった時間を確保する
イヤーコンパス公式の推奨は、最低でも4時間だそうです。なかなかがっつりですね。私の場合、今年は慣れていたこともあって、3時間くらいで書き上げました。
振り返りのためのまとまった時間(最低でも3時間)
計画を作るためのまとまった時間(最低でも1時間)
ー こんなものを準備しておこう
イヤーコンパス公式で、オススメされている準備するものはこちら。どれも大事なんですが、私の場合、自分の気持ちがほっこりする温かい飲み物とお菓子は必須です♪リラックスできる音楽は、必要な人はどうぞ。私の場合は、無音の方がじっくり自分と向き合えます。
去年のカレンダー、手帳
このワークブックを印刷したもの
素直さと、オープンな心
お気に入りの筆記具
温かい飲み物
(リラックスできる音楽)
ー やっと書き始める(笑)
ここで、やっと書き始めます(笑)。本来は年末にやるものだと思うのですが、忙しないタイミングより、静かな年始の方が個人的にはオススメ。
今年は大晦日に少し、元旦にじっくりと取り組みました。
ー 体に浸透させる
書き終えたら、何度か読み返します。体に染み込ませるように、じっくりじっくり読み返すのが、私のイヤーコンパスのお作法です。
イヤーコンパス2021をやってみて
今年は特に、自分らしいあり方にフォーカスした内容になりました。
大きな大きな自然の流れを観察し、感じ、見極めたい。
そして、ここぞというときには、全集中の呼吸、バーンと行動して前に進みたい。そんなことをイヤーコンパスでアウトプットしました。
まとめ
私は毎年一人でじっくり取り組んでいますが、仲間と集まってやるのもいいですね。書いたものをシェアしたり、フィードバックし合うのも楽しいと思います。
2021をどんな年にしていきたいか、まだぼんやりしている方は、いまからでも取り組んでみるといいかもしれません!
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