0814/なまえをつけるということ

妊婦健診のあと、ふらりと前から気になっていた純喫茶に立ち寄ってみた。(36週目から、いよいよ毎週健診である)昔のインベーダーゲームが机になっている、絶妙にレトロな雰囲気。

ご夫婦で経営されていて、最初お客さんは私ひとり。奥さんがなんだかスピリチュアルな空気を持っている不思議な方だった。ぽーんと突き出た私のお腹をみて「あら!八白土星の年廻りだからすごくいいわねえ」という。
「はっぱくどせい」と聞いて漢字がまったく思い浮かばないくらい風水には疎いので、いろいろと教えてもらう。(八白土星の年だから、土星に関わる土、または金星に縁があるから火に縁のある漢字がいいかもね、など)ふむふむ。

「名前は親から子供への最初のプレゼントだから、しっかり考えてね」と。両親には相談しすぎないで自分たちでちゃんと決めなさいねなんて忠告を受ける。「こうやってたまたま今日お店にきたのも何かの縁なのよ」と。

なんだか不思議な気分でお店を出る。なまえ、なまえ、なまえ。

音の響きだけは決まってきていて、あとは、漢字。(音に関しては仮でよんていたらすっかり定着してしまって、それ以外思いつけなくなっている)


どんな名前がいいだろう。

ついついネットの画数判断に頼ってしまっていたけれど、どっちかというと漢字や言葉の意味合いとかの方が大切な気がしている今日この頃。

いい漢字!と思っても、いい意味の反面、ネガティブなイメージがあったりして「DQNネーム」とネットで書かれていたりすると、すごく気になってしまう。DQNネームって言葉、すごくよくない。いいじゃん、オリジナリティある名前も、と思う。そこにしっかり考えられたものがあるのならば。(保守的すぎない名前が本当はよいのだが、むずかしい)

あと、男の子でも女の子でも使える名前にしたいなとはずっと思っていて。それは、その子が育っていく中で性別の違和感があった時にも、名前のジェンダーに囚われないでそのまま使ってもらえるといいなぁ、なんて、想いから。

人に相談すると「いいな」と思うものにも色んな意見を言われて「え〜」と言われると悶々としてしまうので、ここはきっとふたりでしっかり考え抜くのがよいのだろう。

もんもん。

帰り道の図書館にて、名付け事典を引っ張り出してきて思案する昼下がり。

……

ところで、足のむくみがなかなかなもので、指でぐーっとおさえるとそのまま指のあとがくっきりとのこる今日この頃。(子宮に圧迫されている)
足の付け根が外れるような痛みがあった夜もあって、それもまた骨盤が緩んできているからなんだとか。
日々、重たくなってくる臨月のからだ。ついにおっぱいマッサージの指示が出て「これが噂の…」とおもう本日でありました。でるのか、乳は、でるのだろうか。


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