腰かあ…
拝見した記事の、稽古に向き合う姿勢に感動したので…紹介?引用?話題?とさせていただこうと思って、書いてみる。
ありがとうございます、記事をお借りします。
とはいえ、私ごときがコツをひとつ…などという気は毛頭無く。
ご自身で懸命に励まれているようなので、お気になさらずm(_ _)m
タイトルにも書いたけど、書こうと思う事は
「腰」
について。
あくまでも私の体験という事で、ひとつご勘弁を。
日本語で腰を廻す、と言うと…
どうしても、「腰椎」の関節を旋回させると思ってしまうし、私も一生懸命やってたんだけど。
…それこそ万年腰痛に悩まされたくらいw
でも、ふと何か違うんじゃね?と。
「腰椎」を旋回させようとすると、「上半身の筋肉で上体を廻さないと回らない」と思えて。
これをすると、腰から上体をひとつのパーツとして動かさないといけないから…遅い、動かない。
腰を旋回させたいんじゃない、腰と上体の捻じれによる「バネ」を使いたい、と気づいてから…股関節の使用に思い到る。
二つの股関節…「左右の大腿骨頭」を連動…捻じることによって、骨盤が回る。
腰にバネができて上体も動きだす、体のパーツの重さ分の慣性付きで。
マッチ箱(今あるのか??)の両端に、マッチを張り付けて。
マッチを持って捻じってみると、この動きが再現できると思うよ。
腰を切る、というのはこういう動作の事を言うんじゃないかな。
あくまで個人的に、だけどそう思ってる。
そして、腰椎に力入れなければ、上体もバネで勝手に動くし、足も固まらないから踏ん張りがきく。
特に後ろ足が伸びないというなら、しっかり地面を捉えてないという事だから…足から腰を回すことによって、自分の体重を足裏で感じることになると思う。
体重移動、腰を前に出すのはそれからの話よね。
私の習った流派では、
予備動作 (軽く引き手の方に旋回)
本動作 (突く方に大きく旋回)
極めの動作(当たる瞬間に逆回転をかけて急制動、突きをぶん投げてから、体で巻き取ってくる)
と一つの突きで3回腰を切る。
慣れてくると一動作がこれになるから3回なんて意識はないけど、動作を細かく分解してくとこうなる。
ただし。
腰を切らなくても突きにはなる。
それこそ後ろ足の蹴りだしで体重移動というか跳び込んで、体当たりの要領で打ち込んだり。
あさきさんに伝えてるように、上体を動かさずに足を前に出し、腰にできた捻じれをバネにして打ち込んだり。
これは順突きでも使えるやり方だけど、真っ直ぐ切り込むには使いやすいし身も守りやすい。
色々試してみると、自分に合うのが出てくると思うし…
タイミングや力加減、バランスなどを自分にとっての最適を見つけるのが稽古だと思う。
とは言いつつ。
腰が回らなくても突きは打てるし蹴りもできるしなあ…(暴言w)
オカルトだと思ってくれればいいけど、
「体の中で捻じれを作る」とそのまま打てるよ?
あくまで練習だから、分かり易く大きく動くだけよね。
使えりゃいいのよ、なんでもw
生徒さんがやり易いように工夫したなら、私のやり方で、なんて文句言わんよ。
今現在のやり易いのがそれなら、それが正解よ。
私のは参考程度に置いておけばいい。
行き詰まってから、またいじってみればいいのよ。
方法なんてひとつだけじゃない。
縦方向への回転軸、というのもある。
この辺になると基本とは言えないけど、空手の中にはある。
これも中心は腰、というより大腿骨頭の股関節よね。
色々講釈を垂れたけど…
腰についての話題、という事で。