11/5のおけいこ(三日月蹴り)
今日は一日中、ちと理不尽を押し付けられる日だった。
朝からそんなことばかりで、ちと疲れてるけど…待ち人もあるので稽古に向かう。
道場でも理不尽極まりないのは、そういう日なんだろな。
勝手に端っこで稽古してるだけなのに、お前のほうが目立つから後ろ下がってろ!て。
自分が教えてんなら、興味持たせるやり方やればええだけやで。
ま、邪魔せんようにしてるんだから、勝手にやりましょかねー。
サイに興味持たれたのなら、トンファーに換えるわw
後ろガン見してるけど、私のせいやない。
せいぜい楽しくやってくれるのを望むよ。
Rが腕振り回してた。
頭振るからおかしくなるんやで。
目線は捉えたままで、体の中心から振り回して「でんでん太鼓」みたいに手をぶつける。
力んでたらできんよ。
折角の、「上手くやれば相手が…下手にやると自分が」危ない攻撃法なんだから。
ケガせんようにな。
飽きて蹴り始めるが、きれいな蹴りやね。
誉めると難しい顔してる。
つま先で蹴ろうとして、失敗してた…痛いなあれw
どうやって蹴るの?という話になって、「三日月蹴り」の話になる。
いつも言うように、
「地面を親指の付け根でトントンと蹴れるか?」
と聞く。
当たった部分を、相手の体に当てるだけやで。
具体的には(私のやり方)、
体の正面や、側面の急所…みぞおちやあばらの下などを地面と見立てて、角度をそろえる…この一言に尽きる。
地面は蹴っても大丈夫やろ?
なら、その角度で蹴ればとりたてて鍛えんでもいけるって。
もちろん、相手のガードや事故を防ぐために、指の柔軟性や蹴り自体をしっかりと鍛えるのは必要なんだけどさ。
足のあげ方は、前蹴りと同じ。
下腿を振り抜いて、少し送り足をして…骨盤の角度合わせれば、私みたいな固いのでも自分の頭くらいは蹴れるよ。
廻し蹴りの裏と教えられたけど、どっちかというと前蹴りの変形やね。
Kさんに試してもらうが、どうにも軽い。
ミットを持ってもらい、軽く蹴るだけで重いKさん飛んでったw
タネは、足の並び方やけどな。
足が横に並んだ方向から蹴られたら、踏ん張れるわけないわな。
逆に言えば、三日月蹴りはそういう方向…真正面から刺さるような蹴り方ができるのよ。
理解してくれるといいが、まずは当てる所からかもなあ…
ちなみに、靴履いてる場合はこの蹴り使いやすくなる。
つま先が靴で守られるから。