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11/18のおけいこ

まだ顔痛い…
体も動き悪いので、基本の動きからやってみる。

中段追い突き、逆突き。
小手受け4種。
後屈立ち手刀受け。
猫足立ち手刀受けから前屈立ち中段逆突き。
四股立ち鉄槌、裏拳。
前蹴り、廻し蹴り、横蹴り。

基本の型やってる横でしれっと別の基本をやる私。
まあ気にせんでええのよ。


へろへろしながら、那覇手をやっていく。
んー、狭い場所ではやりやすい型しかやらんから、こっちばかり馴染んでくなー。
まあいいんだけどさ。
ちびどもが走り回ってぶつかってくるけど、廻し受けで受け止めるw
後ろ見ながら全力でぶつかってくるんじゃない、危ないわな。

ふと目に留まったAさん。
変な蹴り方をずっとやってる…
とりあえず口を出してみる。
「膝を下に向けちゃあかんで?」

え!?と驚いてるけど、気づいてないん?
まず内股に膝を上げてる。
これで旋回できなくしてて、蹴り足が止まる。
蹴る時に足振り回そうとして、膝を地面に向けてる。
それでさらに足が伸びない。
それを誤魔化そうとして下腿を強く振るから、姿勢が大きく崩れてうまく立てない。

まずはどういうふうに上げてもいいから、膝をしっかり上げてみ?
そのまま股関節を切り返して骨盤を前に廻し、バネができてから下腿をぶん投げる。
私はそのまま引いて「点で蹴る」けど、しっかり押し込んで線で蹴るのもある。
その時、膝は下げたらダメ。
んで、蹴ったらそのままの軌道を返してくる。

…うん、足伸びないねえ。
たぶん、バランスとるのに必死であちこち強張ってんだね。
柔軟がてら、足を前後に振ってもらう。
後ろをまっすぐ振れるように動けたら、今度は前に真っ直ぐ振ってもらう。
…うん、上がらないねえ。
前に上げようとして、足の力入れてるからね。
何のために足の重さを感じてもらってるのやら。

要らん所に力入れるから上がらんのやで?
まずは動かす時に力入れる所、入れない所を把握する事からやねー。
と言って、折り畳み机に足をかけ、つーっと滑らせていく。
ちゃんと前蹴りや横蹴りの形に。
「おー?このかたちかあ…」
こういうので形覚えると、必要な部位ってのが分かるで。
後は要らん力や。
ちなみに、柔軟性もそこまで関係無いで。
私普通に頭蹴ってるけど、固いやろ?(´;ω;`)

基本でやってる蹴り上げも、「使えるように」蹴ってないで、あれ?
単なる体の動かし方、その練習や。
それができてからの話よ、人に使うやり方なんて。

…まあ私は近くに居たらペロッと教えたりしてしまうんだけど。
それが混乱の元かもしれんから、申し訳なくも思うんだけど。
こういうのが本来の口伝なんやけどね。
必要なら教えるし、そうでなけりゃそのまま…いつか気づくやろし?


Aさんはこのくらいにして。

Tさんが何やらはしゃいでる。
前蹴りしてから、同じ足で上段蹴ったら早いんじゃないですか?と

れっつとらーい。

ぺっと蹴り足を出し、足をその場に落として上段にあげる。
…遅いわ。
それじゃあ使い物にならんし、何より間合いが違ってて当たらんで?

下段から上段、上段から下段なら当たる、同じ間合いだから。
前蹴りから当てたいなら、軸足を踏み換えてから蹴れば、同じ足でできるよ。

前蹴りを下に落として踏み込むなら、そのまま蹴りにつながる
その代わり、足払いが有効だと踏み込む足を払われる可能性が高いから気をつけないとね。

この踏み換えができん!と言われても、練習してね!としか…


S太がサンドバッグで密着して短打を連続で打ってた。
それやと早く打てんやろ?
パンチというより、チェーンソウのように上から拳を叩きつけていくというやり方を教える。
これだと打撃の威力を殺さずに連打を早くできる。

間合いがグローブ一個分伸びてるな。
それは早さで圧倒する手数が武器やで、がんばれ。

組手では、下段から上段への蹴りの練習。
それなりに蹴れてるので、蹴りの後に左ストレートを出してみるように言う。
連続で攻撃していくと、がら空きの顔があって…きっちり入る。

相手の子は、右で上段を蹴って右で突くから防御を躱せん。
これが防御の破り方よー、とS太に言うとニッコリしてた。
理解できると面白くなるわな。


とりあえずここまで。