腕を伸ばすだけでも
技にはなるわね。
勢いに任せて襲ってくる相手にどうする?と言われて…(多分ケンカ想定)
私ならこうするかなー?と言って、徐に腕を前に伸ばす。
…親指を相手の喉元に刺すように。
動きが止まれば、首の筋肉を指で引っ掛けて掴み、振り回す。
堪えたら…どんどん構造上弱い所を引っ掛けて動かしてやれる。
以前、本気で抵抗した生徒さんが最後までやられて、首の関節を極められて下に叩きつけられたw(もちろん私が受け止めて無事よ?やっちまうわけないやんね…)
ここで書いてもいいけど、やられてみんと分からんと思うで?このやり方。
動画とかで見るような格闘技の動きではないからね、馴染みが無いと思う。
こういうのも私の知ってる空手の「投げ」やね。
そうそう、腕を伸ばすのについて。
腕一本で支えるようにするので、急所を守るためというのもあるし、構造の補強というのもあるんだけど…頬を肩に当てて伸ばすとしっかり支えられる。
私が最初に習った技の一つで、相手の突進に対して伸ばして構える。
槍を固定して、騎兵を待ち構えるようなもんやね。
当てるにはタイミングが全てやね。
喉輪でやるように言われたけど、実際やったら相手は喉に掌底入って失神した。
すっごい焦った…やっちゃだめよ?
指で筋を切っていくのは他の先生に習ったんだけど、私なんて初歩しか習ってないしな…でもまあ使えてるからいいか。
あそこの影響が一番大きいなあ。
じじいの教えも、あそこがベースにあってこそやもんな。
これは突くんだけど、槍を構えるようなもので相手の勢いを利用してる。
引いたら成立せんよね。
こういうのもあって、私は拳を引く、という動作はあまりうるさく言わんのやね。
やりたいようにやれば良いのよ。
でも、最初に体の動かし方を理解するには、必要だからやった方が良いとは思うけどね。