ちゃ輪行 守山再び
山の中で散々方向感覚狂ったけど。
一時間半ほど、アップダウンやってたせいでへろへろになって、稽古できなくなったけどw
思い付きは全部やってきた♪
色々収穫あって、楽しいお散歩になったな。
でも、自転車だからこうして気楽に探せるけど、車だと無理だと思うわこれ…
日常生活圏に溶け込んでるのもあるけど、全く看板立ってないのとか、目印すら無いのがある。
それに…行き当たりばったりで見つけると、面白いしね。
一番の収穫はタイトルの写真?
どうにも気になって、ネットで調べたら郷土史のページで少し載ってた。
棒の手、という武術の顕彰碑みたいね。
棒の手自体は聞いた事あったけど、伝統芸能に分類されてて…武術というより奉納舞みたいなものと思ってたけど。
身近にあれば、やってみたかったな…つくづく残念。
でもこれ、共同体としての意識を要求されるだろうから、益々難しくなるんじゃないかな、継承。
空手みたいに、地域と切り離して武道化した方が残るかもしれんけど…成り立ちからして難しいんだろな。
現にそうして残ったはずの古武術諸派は、現在では政治や世相に翻弄されて、ひっそりと表に出てくることが無い。
お社そっちのけで興味のままに突っ走ってたけどw
ここのお社自体も相当面白い。
天武天皇の時代に稲を献上する田に選ばれたので、お社建てたのが始まりだそうな。
守山といえばこれが出てくるくらいのことらしい。
お社三つ並んでるから、この地方の恒例として津島さん、秋葉さん、熱田さんかと思いきや…
秋葉さんと熱田さん抜けて年神様らが入ってるそうな。
えびすさん(事代主)、大黒さん(大国主)の石像が並んでて、目立ってる。
そしてその隣には…
津々浦々巡ってるようだし、本当に熱心…
素晴らしい所だと思うわ、本当に。
潰されずに生き残ってる信仰見ると、本当にありがたいと思える。
こういった、龍さんを見るのが好きで、あちこちでかけてるんだけど。
いつまで残るのか、という寂しさとともに、会えて良かったと思える。
しかーし。
この近所にあると聞いてる、龍神さまに会いに行こう!と思い立ったのが運の尽き。
結果から言うと、ひでーめに遭ったw
2,3キロしか離れていないはずなのに、1時間半経っても着かない。
しかも、自転車で登るの諦めるほどの急坂…あれ、途中で30度超えてね!?下る時、後輪浮いてるの必死でバランスとってたで…自転車の乗り方やないで?
まあ、何度も行ったり来たりして、いい運動にはなったけどさ。
久しぶりに息上がって、ぜえぜえ言ってたw
2度ほど通り過ぎてた所が、お宮さんの入り口だなんて…まあ、気づかんて普通。
単なる路肩やんね、ここ…凹
チャリ引いて未舗装の赤土の山道を歩いて行ったら、
でっかい石碑が目をひく、公園の中?にあるお宮さん…と言っていいのかこれ。
祠でもないし、お社ではないし…自然の祭祀場を体裁整えた感じ?
でも、嫌いじゃない。
ご挨拶して。
少し休んだら、三戦と転掌を奉納。
息吹も緩急も、上手くできたと思う。
ご利益あったかね。
喜んでもらえたならいいんだけど。
帰り道は下り坂ばかりなので…楽だけど、スピードに気をつけないと車がすごい勢いで突撃してくる!
擦れ違えもせん道なのに、なぜそのスピードで来る?!
全力でブレーキしながら走ってんやでこっち。
エンジンブレーキ、あったらほしいわ。
最後に、茂みが気になって回ってみたら、こんなの立ってた。
宅地化で、思い切り削られて…何かと思えば古墳やんね。
隣の幼稚園は飾りつけしてるし。
でも、確かに古墳だわこれ。
この辺、零戦作ってた工場地帯だから、空襲も激しかったやろしね。
塹壕に利用された跡があるそうだけど。
まあ土盛らんでいいなら利用するわな、戦争中なら。
そんなこんなで、今日のお散歩…というにはハードだったけど。
終わり。
最初は、お狐さんへお礼参りするだけのはずだったんだけどなー。
後戸の祠、扉開いてたから閉めたら、
「ばん!」
と勢いよくまた開いて慄いたけど。
まあ、また来ますわー。
今度はちゃんとお賽銭の小銭持って。
今日は100円玉ばかり…今日は特別っすよ?