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勢いや力強さ
ふと思うけど、これは意味の捉え違いだと思う。
やってる方にしてみたら、
「すごく強く打つ=すごく強い攻撃」
なんてのは当然思うし、実際巻き込んでしまえば相手を呑み込むのもできるのよ。
見栄えもするし、自信もつく…良い事だらけよね?
教える側、使う側からしてみたら…
「要らんことで力使うから、必要な動きが抜けるんやで」
とも思う。
もちろん懸命に動くのは良いのよ。
でも、それは自分だけでやってる、という意味で。
相手が居て、必死でどうにかしようとしてる、というのが抜けてるんだね。
意識が自分に向いてると、傲りや侮り、焦りや怯れが湧いてくる。
向かう敵が「自分」にすり替わってるのに気づいてないんやないかね。
それこそがつけ込む隙でもあるんだけど。
こうしてやろう、なんて要らんのよ。
勝手に、覚えた中から組み立てられたプログラムが実行されてる。
それには、動きを邪魔する力(=拮抗筋)なんて無い方が良い…
こう言うと、筋力要らんのだ!とやりだすのが居て面倒なんだけどw
揚げ足とらんと、しっかり動くだけの体力も稽古で作っとけという話やね。
そんなのは前提条件だわ。
こういうのも踏まえての、勢いや力強さだと思うんだ。
要は、必要な動きができれば…自然に勢いもつくし力強くもなるんやないかね、と。
足ドンしたり、反対側の手で自分を打ち鳴らしたり、空中に滞空して無防備曝け出したり…私言われんかったんやけどなあ。
まあ競技としてでなかったから、かもしれんけどね。
理屈として「使えるもの」なら全然有りなんだけどさ。