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あまり気が乗らず…

10/7のおけいこ。

なんというか、手狭になってきた。

自分の稽古スペースがとれず、目の前にいた新人さんに口出ししてたら…くっつかれて更にできなくなったw

まあいいんだけどね、それも稽古だし。

特に悩んでたのは、シャドウで。
「何やってるかが解らない」という状態。

前蹴りー、ワンツー、ローキック、ハイで締めー!
と声かけられても、見様見真似もできんて。

逆に見様見真似で過ごしてしまってる人は、クセが抜けなくなってる。
この辺、型に嵌めるか自由にやらせるかの方針の違いでもあるけど…
どちらが良いのか結論は出ない。

私はこうする、という提案をして…相手に選んでもらうというかたちをよくとる。
するべき理由や、そうでない時のデメリットなどをちゃんと説明するけど…これも「必要無いと思う」人と「注意をよく聞く」人の2通り。

今回は「よく聞きたい人」だったので、今何をしてるのか、状況説明をする。
どうしてこれをやるのか、どう使ってるのか、相手はどう動こうとしやすくて、最後に狙うのは何か、と。

大抵の大人だと、目的とタイミングを説明すると「理解」してくれる。

こういうのが型の効用だね。
これを抜いたら、遠回りになる。

何度も質問され、応えつつ…第一部終了。


さて、と型を打ってたら次はYちゃんに絡まれて、
武器などの説明を聞かれたので答える。
でも、あまり習い事自体に興味持てない、とボヤいてた。
せっかくの時間、楽しくするのは自分なんだけど…まあ面白くないのはしゃあないわな。

引きこもりにはきついんすよー、など小学生から子供離れした会話が飛び出してきて、周りの影響なのかねー、と気の毒に思えたり。

まあいくつも習い事あるというのも、親も子も大変なご時世だわね。

そんなふうに適度にじゃれてるうちに、合同練習の始まり。


今日はYちゃんに付き合って、ダッシュなど最初から付き合う。
…とっても疲れた。

基本3の小手受け連続突きが、「理解」できてないのを指摘したら嵌り込んでしまったあさきさん。

これは私も悪いな。
動きを通してから、細部をやると問題はないのだけど…「使えない」。
あさきさんには「役に立つ」ように教えようとしてしまうので…
「できてる」「できてない」で細かく指摘してしまった。

しかもナチュラルに煽ってるらしい私。
Yちゃんにも言われたのよな、
「せんせーめっちゃ挑発してきてムカつくー!」と。

反省せねば…分からん人に手取り足取りしてもどうしてもできん、と言われたら。
また次に持ち越すしか無いやな。

まずは歩幅を決めること、正面はどこかを決めること、やな。


Aさんに付いて、組手を見守る。
中途半端に守りを止めて叩こうとするので、相手に叩かれてるのに気づいていない。

インローが当たるのでそればかり狙って下見てるので、叩かれる蹴られる。

今回は良いとこなしだけど、力をセーブしてケガ無くできたのでよし。



その後は補習やねw
蹴りがぺちぺちなので、しっかり形を覚えてもらう。

まずは蹴ってもらう。
当てた所でキャッチ。
そこから、しっかりと体重乗せた状態にすると…悲鳴上がるんだなw

かかとが相手に向かず、お尻も相手に見せてない。
軸足でしっかり前に押し出せてない。
それをしっかり揃えさせると、「関節が極まる」。
そこに体重乗せてくから、相手に打撃として効くんやで。
蹴りとするなら、そこで関節に少し遊びを持たせるために関節の向きを揃えてるんやね。
あとは、下腿をぶん投げるだけや。

基本はどこ蹴るにも中段なのよ、膝の上げ方は。
そこから膝を下げず、下腿の方向を変えるだけ。

しばらくやってたら、お尻の筋肉痛い、と断念。
まあがんばれ。


足痛めたというので、廻し蹴りより足刀蹴込みを勧めるが…逃げられる。
そういう時こそ覚えるといいのに。
スピードも動きもあまり要らず、タイミング一つでしっかり蹴れるのに。

Aさんにも、裏回し蹴りを説明して技を増やしてもらう…
驚いてほしいんやない、やってほしいんやで?
今は見て驚いてるだけだけど…一つでも覚えておけば組手も楽になるのにね。

「必殺技」もついでに見せといた。
攻撃に対して、同じ腕で守りながら肘を滑り込ませてカウンター。
相手の腕を跳ね飛ばし、振り猿臂。
最後に高く掲げた腕で肘を下に突き刺す。

1秒かからず3連打できて、その後も膝や肘で滅多打ち。
時と場合によるけど、とっても便利。
Aさん怯えてた。
何でや…(´・ω・`)


そんなこんなだけど、あまり稽古としては進まんかった。
やり足りんなあ。
まあこんな時もある…