基礎体力が…
最初は、近くの人に聞かれながらも自分の稽古をする。
前半の部では親子連れで皆さん頑張っておられるが、私の近くにくる人は気軽に聞いてくれるので…少しでもお役に立てるなら、とそちらにも注意を払う。
やはりシャドウの「意味」が理解できてないので悪戦苦闘してる生徒さんに、「何をやっているか」を説明すると…先週の事ですね!と思い出してくれた。
そこからはスムーズに、中学生くらいのお子さんと熱心に励んでいた。
対人での確認では、順番で突き蹴りを出してるだけで最初から「脅威の無い動き」となっているので、注意を促すために…「相手に跳び込む時に突きを出して」と指示。
それだけで、ちょっと興味の薄いお子さんの方は身動きできずに戸惑い始める。
慌てて対処しようとする事で、徐々に身が入り始めたね。
危ない事やってんだから、注意してないとだめよ?
もう一つ、顔への突きにどう対処するかを苦慮してたので、ひとつやり方を見せる。
顔にきちんと突いてもらって…そこに自分も突きを出し、相手の腕を沿わせて外す。
軌道が上なら上段揚げ受けになって、空いてる手で相手の顔を叩けるでしょ。
私の場合は、と言って外してそのまま突く。
こういうのもあるよ、と見せたら躍起になって練習を始めた。
突きへの対処が遅れるので、中々成功しないけど…
こわくて間に合わないなら、相手の拳を邪魔するだけでもいいのよ、と。
飛んでくる場所は分かるだろうから、そこに手を置くだけで相手は不発になる。力任せにしても、狙った所に当たらないからね。
なんとかさまになった所で、前半終了。
Hgさんが久々に参加され、少し話してたけど。
「フルコンも伝統派空手もキックも、全部別と考えないとだめですねー」と。
「フルコン長い間やってて、他の打撃系も役に立てられるかと思ってたけど、なかなか結び付かない」とのことで。
実際、ルール次第ですわ。
その中で磨いてる人たちが、その中で強いのは当たり前です。
セオリーが外れる時に対処が難しいから、やり難さはあるかもしれませんが…それぞれのフィールドでやる事の強みってのはあります。
でも、その枠組みって、空手という大きな枠の中の一部ですから。
色々やってくと、また違うものが見えてきたりしますよー、と。
まあね、45キロの伝統派の方が100キロのフルコンの方を「瞬殺」はできませんて…最初の一撃はとれても、その直後に乱打されて終わりです。
組技とかで揺さぶるなら変わりますけど…試合とは違うので、当たっても「終わらない」んです。
Yちゃんにぺしぺしとウザ絡みされながらも、そんな話をしつつ。
小手鍛えの話も出たので、今度やってみよーw
自信ありげだったので…
合同稽古では、走って跳んでと基礎体力作り。
途中で別に基本3を稽古してるTさんを見てたらYちゃんに怒られた。
「ちゃんとやらないとだめでしょー!」と。
おっさんの私に速さで勝ってから言えなw
やる気ないー、と宣言されても困るのよ…
シャドウでは、久々IさんとTさんにひとつ単純だけど効果のあるものをやってもらう。
上段をまず蹴る。
足を引き、地面の反動を使って同じ足で中段膝蹴りにつなぐ。
飛び込み突きをやってくる相手や、密着して乱打する相手に効果的。
足で相手を受け止めつつ反撃する、という動作の基本よね。
Iさんしばらく見んうちに体の使い方うまくなったな。
骨盤の旋回や、跳び込み、股関節の展開などきれいにできてる。
上背もあるから少し筋肉ついたら強いよな。
サンドバッグでは、皆慣れてきたようでそれなりに叩けるように。
距離感や当てる場所、相手のイメージとアドバイスしながらチェックしていく。
今日は久々が多いけど、顔つき変わったSも久々だ。
蹴りはいいけど突きが慌て気味にちょこちょことなってるので、しっかり距離を作って自分の最大射程で当てるよう意識させる。
蹴りとの繋ぎもスムーズになるし、ブランク感じない動きになった。
居残りは、自主練としてTさんと裏廻し蹴りをやってた。
後ろ廻し蹴りから始めて、どう動くのか何がコツなのかを説明するけど…
まあ慣れん動きだからできんよね。
何となくだけど最後の方、距離感は掴めてきたみたい。
私は裏廻し蹴りをやるけど、サンドバッグだと蹴り負けて自分が回る。
あかんなー。確かに軽い蹴りではあるけど、も少ししっかり蹴れるようにせんと。
中段の掛け蹴りならどうよ?とやると、きれいにフックされるから使えそうだけど。
やっぱ上段嫌いだw
まあ、だからこそ珍しく出すと引っかかるんだけど。
そんなこんなで10/14の稽古は終わり。
朝起きたら体に違和感が…基礎体力落ちてるねえ。
この数か月の負債抱えてる状態だな。
ようやく動けるようにもなったし、頑張らんとなー。