母に顔見せに
母の長く勤めた所がいきなり閉店となって。
ちと気になったので、顔見せがてらお届け物をしに行った…自転車で。
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実は遠回りをしないと、名古屋から稲沢へは行きにくい…自動車用の道しか整備されてないから。
なのでわざと細い路地などを通ったりするのだけれど…
こちらのお宮さんは、道から外れてひっそりとしたところにある。
清洲城を中心とした公園に隣接してるけど、仕切られて無縁とされてるような…
でも、雰囲気はとても好きなところ。
往時は大きな祭りなども開かれていたそうだが、個人的にはこのままでも幸せなのではなかろうか。
お世話もしっかりされていて、場も整ってる。
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猫さんが穏やかに過ごされているのを見ても、こちらの雰囲気が分かってもらえるかもしれない。
川沿いを抜けたらまた大通りに出てしまい、避けたはずの歩道橋をまた登る羽目になる…(;^ω^)
今日3つ目だい。
母は元気そうだったし、何なら私より楽しそうに暮らしてた。
これならしばらく安心かな。
無理ならおいで、と声をかけて、今度は自由時間。
こないだ香香背男の話が出て。
この近くにもあるというので、向かってみる。
…驚いた。
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何があったのやら?
ビニールハウスの群れの中に、ぽん!と出てきた真新しいお社。
石碑は大正のものだったけど、整えられたのは最近よねこれ。
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元の建材に接ぎ木して修復してるのは立派だなあ…
だいたいこういうのって、コンクリお社に変更されちゃうんだけど。
なんとなく…熱量の高さに敬服したくなる。
式内社、というのもあるのかな…?
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当時の中心地だったのかね。
天香香背男が祀られてるのも、その一族が従っていた氏族(尾張氏…ではないよね?明らかに別に立ててる)に国府を預けたからかしらねえ…?
まあ、裸祭り見てると、荒いというか残酷な面もあるんだけど。
そういう一族の統治があった、ということやろね。
道理で、真清田さんや熱田さんなどとは雰囲気やイメージが違うのね。
あそこはあそこで隠し事多くて、結局わけわからんようになってるんだけど…
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3時間ほど走り回って、体力尽きたので…ご飯腹いっぱい食べて、休憩。
結果として、三文の得くらいにはなった早起きのちゃ輪行だった♪