今日はトンファーの日
Tさんに何教えよかな、と思ってたら。
聞かれたので丁度いい、トンファーを使って基礎の見直しやな。
まず例え話なんだけど…
武器を持った時は「振り回さない」。
勝手に動くから、その動きを極力妨げない。
肩口に担ぐ時も、取手を握り締めていないで重心が鉛直方向…なるように任せる。
こんな感じで、勝手になるのを妨げない。
ここから振って遠心力で勝手に飛んでくのを、引っ掛けてる指で力の方向を変える…
すると、連続した動作ができるよ。
そんな振り方よりも、実は便利だと思えること。
受けや打ち、突きの軌道や当てる場所、力加減などが「見える化」されることやね。
ひとつひとつの「やらなきゃあかんこと」がよく分かる。
例えば、中段突き。
トンファーの棒をまっすぐ打ち込まないと、突きとして成り立たんわけだが。
Tさんのは当てようとして先だけ触って、力の方向…棒が腕とズレてる。
当然それで拳当てても、棒の方向に力かかるから…威力なんて出るはずないよ、反作用を支えきれてないんだから。
鉄槌の部位や、揚げ受けの位置など、直されない所が無い。
つまりは、基本動作の甘さやで。
やるべきをやらんと。
そのためには、望む姿を細部まで描いて、近づくように繰り返すしか無い。
そして理屈が通れば、ちゃんと得られるものはあるのよ。
扱う基礎として、くるくる風車みたいに回すことを勧める。
10回できる頃には…親指の付け根擦りむいてるかもな?w
でも、これができんと自在に出し入れできんから…武器として使えないのよ。
思ったように動かん武器なんて、邪魔でしかない。
筋トレにもなるし、がんばれー。