【資格】 交渉アナリスト 2級
交渉アナリスト 2級 という資格を取得しました。
交渉は今や、取引や紛争解決のための特殊技能とは見られておらず、
ビジネスリテラシーの一つとして定着しつつあり、その重要性も高く認識されています。
「交渉アナリスト」とは、NPO法人日本交渉協会が認定する、MBAレベルの交渉知識と交渉技術を身につけた実践者の育成を目的とした民間資格で、
「2級」とは交渉アナリストに必要な体系的知識を習得した証となります。
ここで目指す「交渉」とは、普段思うような競争関係の交渉とは違い、もっと生産的な行為で、相手の取り分を下げて自分の取り分を増やすというような Win-Lose の関係ではなく、自分も相手も取り分を増やすような Win-Win の取引を目指します。
任天堂の宮本茂さんも「アイデアというのは、複数の問題を一気に解決するものである」と言っていましたが、視点を増やし、双方の「本当に欲しかったもの」と「さほど重要ではなかったもの」を見極めて、何かの取り合いにならないようにしたり、
相手の持つ課題に対して、新しい解決策を提示してお互いに取り分を増やしたり、問題解決にアイデアを使って、双方がハッピーなる方法がより推奨されます。
交渉の定義、交渉のプロセス、競争と協創、意思決定方法、交渉時の人間の心理、等。こういった事を参考例から深く考えてみるのが、「交渉アナリスト 2級」となります。
交渉アナリストにはさらに実践技術を主体とした「交渉アナリスト 補」があり、両方の資格を持ち、知識と技術と経験をもった人だけが「交渉アナリスト 1級」を受験する事ができます。
2級の取得で交渉学に興味を持ちましたので、今後も勉強を続けていきたいと思います。