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イスラエル軍の元隊員の講演イベント??ふざけんなよ!!
単独でこんなイベントを開催する意味が分かりません。もし過去の行いを本当に改心してるなら、パレスチナ人の声を覆い隠すのではなくて、謙虚さと反省の気持ちを持ち、パレスチナ人コミュニティーに直接働きかけて、彼らの声を増幅させる方法を見つけるべきだと思います。
「イスラエル人」と名乗ること、それ自体が、イスラエルによる占領と抑圧を常態化させています。イスラエルという国の存在は、占領軍以外の何物でもなく、そもそも国家として存在するべきではないでしょう。「イスラエル人」というのを正当な国籍として認めるのはおかしいです。
彼が登壇していたイベントの中に「イスラエル/パレスチナ問題」というタイトルが見受けられますが、これは極めて誤解を招きやすく、攻撃的ですらあります。
この言葉は真実とは異なっています。
真実は、一方が他方を占領し、大量虐殺を行っているということ。ここには平等や対等である、といった尺度はありません。また、このタイトルは、イスラエルの存在を正当化するものでもあります。何十年もの間、メディアとイスラエルのプロパガンダは、「平和と調和を望み、双方が共に生きるため」という言い訳を使って真実を曖昧にし、これがチームワークの問題であるかのように見せてきました。
しかし言うまでもなく、パレスチナにとって本当に必要なのは、イスラエルがパレスチナ人の家族の血で染まった盗んだ土地に住みながら、パレスチナ人と友好的になることなどでは無いはずです。
本当に必要なのは、パレスチナの完全な解放であり、イスラエルはパレスチナを去り、占領を終わらせる必要があります。
(その上で、彼が登壇するイベントの多くが参加費が必要としているそうです。しかも、その集めたお金がパレスチナ人に寄付されるとは書かれていません。)
この人物は、自分の同胞が引き起こしたパレスチナ人の苦しみから金銭や知名度といった利益を得ようとしているように見えます。もしそれが事実なら全く容認できないし、不道徳です。パレスチナ人の活動に関するいかなるものでも、決して利益を得ようとしてはなりません。
イスラエルのプロパガンダ戦術は強力であり、それに振り回されるのは簡単です。
それを踏まえると、このような講演者は危険です。このようなイスラエルの戦術に騙されないよう、また、イベントを主催・宣伝することで誤ってプロパガンダに加担しないよう、そして、今後イスラエルの講演者を批判的に吟味し、常にパレスチナ人の利益を第一に考えるよう、皆様に強くお願いします。
正義の側に立ち、戦おうとするすべての人々に、このメッセージを伝えたいです。プロパガンダに惑わされ、パレスチナ人の苦しみから利益を得るような取り組みを拒否しましょう。そうではなくて、パレスチナ人を直接サポートする取り組みを支援することを、強く呼びかけます。