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友人一家の感染で分かったワクチン接種の威力
以前、スウェーデンで12歳未満のこどもたちへのワクチン接種をしない方針が打ち出されたことを書きました。
その最後に、友人の「こどもたちが学校からウイルスを持ち帰るのも時間の問題であきらめている」という言葉を紹介しました。
それから数日後、一番下のお子さんが発熱、検査をしているところだという連絡が入りました。まもなくもう1人のお子さんも。次にお母さん、そして一番大きなお兄ちゃんも発症、介護も食事の世話も全部お父さんの肩にずしっと。私もお料理を持っていったりはしましたが、毎日ワンオペ状態での世話は本当に大変だったと思います。
走行しているうちにお父さんから連絡が入りました。「僕もどうやら症状が出てきたみたい。検査を申し込んだところ。」
この中で一番軽く済んだのは最後に発症したお父さんでした。
お子さんたちは全員12歳未満なので誰も接種をしていませんでした。でもご夫婦は接種済み。ただしお母さんが発症したのは接種から10日後なので感染したのはおそらくその2日前ほど、お父さんの方は接種から14日間を過ぎていました。
まだ抗体が出来上がる前の感染でお母さんの方は発熱と喉の痛み、だるくて動くのがやっとの風情でしたが、お父さんの方はごくごく軽症だとのことでした。
すごいぞ、ワクチン・・・そう思った次第です。