スウェーデン、暗い冬の明るくて暖かいクリスマスマーケット
さて、12月に入ると本格的にクリスマスシーズン。日がすっかり短くなった北欧、ここ数日は雪に風に雨にと、そぞろ歩きにはきつい天候です。でもへっちゃら、だってクリスマスですから。それも去年は自粛でサンタさんもクリスマス市もないひっそりとしたクリスマスでしたから。μ株(オミクロン株)のことは気になるけれど、8割を超した接種率、ブースター接種も始まり、開放気分です。
ルンドのあるスコーネ県でちょっと変わったクリスマスマーケットがあるということで友人が連れて行ってくれました。ルンドから車で1時間半ほど、HässleholmのTykarp というところにある洞窟の中にあるクリスマスマーケットです。ここのサンタさんはスウェーデンらしい「トムテさん」そのものの服装でいいですね。
お店の数はデンマークのコペンハーゲンやスウェーデンの首都ストックホルムにはかなわないのでしょうが、手作り、値段がリーズナブル、良質です。特に「もう疲れたから今年限りでやめるの」と話すおばあちゃまが手編みで作ったセーターは北欧らしい柄でアルパカの毛を使って丁寧に編まれています。さすが「編み物王国」北欧です。
でも、買い物よりなにより、この寒くて真っ暗なスウェーデンの冬のひと時をたくさんの人と小屋を覗きながらそぞろ歩くことが楽しい・・・テントや小屋の明るさが人恋しい気持ちを癒してくれます。
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