スウェーデン史上初の女性首相は北欧初のトランスジェンダーのリナ・アクセルソン・キルブロム氏を学校大臣に任命。また新たなページを開きました。
一度指名されてすぐ辞職、そのあとまた二度目の指名で生まれたスウェーデン初の女性首相マグダレナ・アンダション首相のニュースは日本でも報道され注目を集めました。
右翼政党が提案した予算案が可決されたことで緑の党が連立から外れ、前例に基づいて辞職したアンダション氏、二度目の指名で首相になることが決まった時の笑顔は確かに最初の指名の時より「真実の笑顔」とでもいうべき表情でした。
そのアンデション首相がスウェーデンだけにとどまらない新たな一歩を踏み出しました。
今回の組閣で、51歳で元学校長であり、弁護士でもあるAxelsson Kihlblom氏を教育省大臣に任命したのです。Kihlblom氏は自著の中で男の子の肉体に女の子としての自認を有しながら育ったと書いています。離婚経験者であり、二人の子どもの母親でもある教育大臣に期待が高まります。
真ん中がAxelsson Kihlblom氏
記事はThe Lokal.seに基づいています。写真はSören Andersson/TT
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