【ESSMA】シカゴ、ミルウォーキー、アトランタへのESSMA USAスタジアムツアー
元記事リンク November 19, 2019
By ESSMA(@ESSMAstadium)
最先端のテクノロジー、素晴らしい視聴覚体験、飲食サービスの充実、データ連動型のオペレーティングシステム等の視察により、ESSMAのUSA Stadium Tourの参加者にとって、興味深い学びを得た5日間のツアーとなりました。第4回目となる今回のツアーでは、参加者をシカゴ、ミルウォーキー、アトランタに連れて行き、メルセデスベンツスタジアムやファイサーブ・フォーラムなどの8つの革新的な会場を訪れました。
(他の翻訳記事まとめはこちら ESSMA公式HP記事翻訳)
ユナイテッドセンター
ユナイテッドセンターは、シカゴブルズ(NBA)とシカゴブラックホークス(NHL)が使用しています。この多機能アリーナでは、日曜日の夜にブラックホークスのゲームが開催されていましたが、火曜日の夕方に行われるニューヨークニックとの試合のバスケットボールのレイアウトに既に変換されていたため、月曜日のツアーでは参加者はバスケットボールのレイアウトでツアー体験することができました。レイアウトの変換には約2時間かかると言われています。
リグレー・フィールド
1914年に最初にオープンした伝統ある球場は、2014年に大規模な改修が行われました。1060プロジェクトを開始し、ファンの体験を向上させ、スタジアム近隣との関係性を改善し、施設とスタジアム業務を改良しました。
ソルジャー・フィールド
現在のソルジャー・フィールドが直面している課題の1つは、可能な限り迅速かつ効率的に61,500人のファンの導線を確保することです。彼らが試合日の入場をスムーズにするために試み始めた興味深い方策は、会場に入る最初の20,000人のファンにボブルヘッド(首振り人形)を配ることでした。これにより、早く入場するファンを作り出し、チームのピッチ入場時の雰囲気を高めることができました。
ギャランティード・レイト・フィールド
シカゴホワイトソックスは、40,615人収容のギャランティード・レイト・フィールドでホームゲームを開催します。専用のエンターテイメントやゲームを楽しみながら試合を観戦できる1,400m2の大きさの子供用ゾーンを、子供連れの家族用に用意しています。そこには、バッティングとピッチングができるエリア、適切なバッティング技術を学べるバッティング「スイング」ボックス、およびベースランニングと野球指導のためのエリアも備えています。
ファイサーブ・フォーラム
今までのアリーナ運営での経験から、ファイサーブ・フォーラムのスタッフの改善案を設計に反映したことで、ファン体験全体を強化し、通常業務を改善に成功しました。会場の飲食サービスに対する独自のアプローチを実施し、モバイルチケットシステムを導入し、STAGE(サービス、チームワーク、態度、感謝、努力)という名のスタッフの意識改善プログラムを導入しました。
ステートファーム・アリーナ
ほとんどのスタジアムでは、会場全体に多くのデジタルディスプレイが実装されていますが、ステートファーム・アリーナは異なるアプローチを選択しています。このスタジアムはディスプレイを少なくする代わりに、ファンが常にコートを見ることができるように、スタジアムの形状とコンコースを設計しました。ディスプレイを見るのではなく、ファンに生の試合、生のエンターテイメントを見てもらいたいという思いがあります。
メルセデスベンツスタジアム
71,000人収容のメルセデスベンツスタジアムで最も興味深い取り組みの1つは、Fan First Pricing Approachです。飲食の販売価格が相対的に低くなりますが、販売量の増加により、実際には飲食の収益を増加させることができます。さらに、完全にキャッシュレスな会場であるため、労力をかけずに、試合中に売れていない商品の価格を調整することさえできます。
サントラスト・ パーク
サントラスト・ パークは、バッテリーアトランタという名のより大きな開発プロジェクトの一部です。アトランタブレーブスが、この41,048人収容のスタジアムをホームとして使用しています。アトランタブレーブスのファンエンターテインメントへのアプローチは2つの要素に焦点を当てています。それは娯楽性と競技性です。「Beat the Freeze Race」が例として上がります:
ツアーでの学び:
・デジタルLEDディスプレイを統合することにより、さまざまなイベントに合わせて会場のレイアウトをすばやく変更できる
・ユニークで思い出に残るギフトやインセンティブでスタジアムに早く到着するコアファンを作る
・ホスピタリティ空間でユニークな商品を販売することにより、追加の収入源を生み出すことができるスタジアム稼働を最大化するために、試合日と試合日以外で異なるビジネス運営を行っている
・優れたケータリング施設を備え、スタジアム全体のパノラマビューを楽しめる観客席を作ることで、忘れられないファン体験を提供できる
・キャッシュレスシステムの使用により、試合当日に価格設定を迅速に調整することができる
・複数のチーム使用、コンサートやその他のイベントを開催する場合に、スタジアムのレイアウトを簡単に調整できるように設計する
・ファン体験を最大化する為にそれぞれのエリアが繋がりを持つ事の重要性
・追加の多機能施設、ショップ、レストラン、ホテルを実装して、年間を通じて稼働させる
・他のファンが不正行為をしている場合、ファンがテキストメッセージを使用して匿名でスチュワードに警告できる
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