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はろばろ田んぼ - 2022

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2022年の田んぼ作業の予定や、稲の生育の様子などをお知らせします。
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#稲穂

稲刈りに向けてヒエ取り - 2022/10/8

 ヒエ取りに助っ人二人がきてくれました。 ヒエは、稲科の植物からか、稲によく似ています。(葉っぱの緑色がやや濃い)繁殖力が強く、田んぼの養分を吸い上げるので、稲作には大敵です。また、ヒエの茎は硬いので、稲刈り機が詰まる原因になったりします。  田植え以来、ずいぶん気をつけてこまめに取っていましたが、まだまだ残っていました。横浜と浦和から飛来した二人がたくさんのヒエをきれいに残らず抜き取ってくれました。おかげで、見渡す限り、どこにもヒエが見えない状態になりました。お二人さん、ど

台風14号

 日本列島の弓状を舐めるように台風14号が悠然と通り過ぎて行きました。 みなさんのお宅に被害はなかったでしょうか。  台風だけは、田んぼは全くなす術なく、ただ無事を祈るしかありません。 今回ずいぶん心配したのですが、おかげさまで田んぼの稲は無事でした。  田んぼの東側は微高地になっていて小屋が立っており、南側にはやや小高い山があって風を防いでくれました。台風が過ぎた後の吹き返しの西風で、いくらか稲は倒れ気味になりましたが、これくらいのことであればしばらくすれば立ち直ります。

稲穂が垂れはじめました

2022.9.11(日) 八月からいいお天気が続いています。昨年はお盆の頃に長雨が続いたので日照時間が足りず、稲の分蘖(ぶんけつ、根元から新芽が出て株分かれすること)が進ままなくて、だいぶひ弱な稲穂でした。刈り取りの頃にも、あまり「垂れて」いなくて、見るからに不作という状況でした。 ことしは日照時間が昨年よりも格段に長く、また草取りをこまめに行ったおかげもあって、穂に多くの実りをつけています。籾の大きさも昨年に比べてやや大きいような気もします。 ことしは、作付け面積を2

稲穂の様子

昨日(8/26)の稲穂はこんな感じです。花が終わり結実しています。  田んぼ南側の一帯に稗(ひえ)が多く、種をつけて飛散する前に駆除する努力をしています。この写真↓が引っこ抜いた稗。とても大きなもので、泥をたくさん掴んでいるので、重いの何の… 稗は稲科の植物で、稲にその姿が似ていて見分けがとてもむずかしい。田植え機で植えた間隔からはみ出た稗はわりと見つけやすいですが、稲にくっついて、あたかもその一部であるような「寄生的な」生え方をしている稗はヒジョーにわかりにくい…