消化器内視鏡専門医試験 再現 2023/7/23
消化器内視鏡専門医試験 2023/7/23
・あくまで1個人の意見・見解なので、参考程度にみて下さい
・100問(多肢選択式)、150分(受付12:30-12:45、開始13:00-)、CBT形式
・当日持ち物 本人確認書類(運転免許証など)のみ
・プール+プール派生問題が7割程度、その他は新問や難問
・筆者は普段胆膵専門(現在は院生で数年間臨床は上下部スクリーニング内視鏡している程度の臨床レベル)
・事情があり試験勉強にあまり時間が取れず、トータルの勉強時間としては、3日間ガッツリ勉強(1日8時間くらい?)+試験前日2時間+当日3時間程度の勉強時間。勉強開始したのは1週間ちょっと前からでした。
・思いだし次第適宜修正などします。
〇実際に受けてみて勉強に不可欠であった資料
・学会から出している過去問集5版+4版
⇒間違った問題以外は解答解説読む必要なし(消化器病専門医と異なり、内視鏡専門医試験では解説から得点につながるような情報はほとんどない)。プールやプール派生問題で古い画像から出されることがあり4版も必ずやった方良いです。
・学会から出しているハンドブック(消化器内視鏡ハンドブック 改訂第2版)
⇒前半の総論部分のみ読み込むでOK。後は不要だが、過去問していて気になるところは読んでも良い程度。
・noteで出回っている最新の過去問
⇒不確かな情報があるのも事実だが必ず購入してやることをお勧めします。
上記で80-85%の得点は固いと思います。それ以上目指すなら下記もやっても良いかも程度(パラパラ目通したが不要であったと感じています)。ガイドラインは全く不要。
〇ほぼ必要ないものの、時間が余ってしまいすることがなければやっても良いかもしれない資料
・上部・下部消化管内視鏡診断アトラス
⇒解説まで読む必要なし。自分が興味持った画像をパラパラ見る程度でOK。
・内視鏡学会雑誌の過去問
⇒重要問題や頻回のプール問題は過去問集でカバーされているのであまりやる必要なし。
・その他アトラス集
⇒時間があまってやることがなければ目を通しても良いかもしれない。
〇今年度の問題の傾向
上下部の問題(特に上部)が難化した。総論は横ばい、胆膵は横ばい~やや易化。「1つ選べ」問題が減少し、「2個選べ」問題が増加。全体的にはかなり難化した印象。
〇以下今年の問題を覚えているものは選択肢含め再現。合否を分けそうな重要問題や今年度の新問、トレンド問題(個人的に過去問でみかけなかったようなものをトレンドとしています)はほぼ再現。再現されていない問題はほぼ上記資料で解答できるようなプール問題でした。
◇総論
・上部内視鏡挿入法で正しいもの2つ(ほぼプール)
●挿入時は患者頭頚部を若干前屈に
●挿入困難時は軽く嚥下してもらう
挿入時は吸引操作はしてはいけない
スコープはたわむように挿入
アングルはロックして挿入
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