2023年度肝臓専門医試験 11/26 再現
肝臓専門医試験 2023/11/26
・あくまで1個人の意見・見解なので、参考程度にみて下さい
・80問(多肢選択式)、150分(受付12:00-12:30、開始13:00-15:30)、会場でマークシート形式
・合格率 92.9%(2022)、91.8%(2021)、87.5%(2019)、93.6%(2018) 以前は80%前後の時代もありましたがここ数年は90%を超えており、皆と同じことをしていればまず落ちることはない試験と言えます
・会場 ベルサール渋谷ファースト(渋谷駅から徒歩10分弱)
・当日持ち物 受験票、HBの鉛筆orシャープペン、鉛筆削り
・プール+プール派生問題が8割程度、その他は新問。難問はほとんどない。
・筆者は普段胆膵専門(現在は院生で数年間臨床は上下部スクリーニング内視鏡している程度の臨床レベル)。肝臓はほとんど診ない。
・事情があり試験勉強にあまり時間が取れず、トータルの勉強時間としては、1日2-3時間、試験前日3時間+当日2時間程度の勉強時間。勉強開始したのは1週間前からでした。
〇実際に受けてみて勉強に不可欠であった資料
・学会から出している過去問集6集+5集+4集
⇒正解した問題もそうでない問題も解説は1回は目を通した方いいです。プールやプール派生問題で古いところから出されることがあり4集もやれたらやっておいた方がいいです。
・雑誌「肝臓」に毎回載っている2-3問
⇒2016年から2023年受験月までのはまとめてました(試験勉強前にこれを集めておくことが重要です)。特に新しいところからいくつか出ていたので必須と思われます。
上記で90-95%の得点は固いと思います。今回やっててよかったかもしれないくらいのものとしては下記ありました。資料があれば目を通す程度でいいと思います。
・肝臓学会教育講演会テキストのセルフトレーニング問題
⇒テキストは読む必要なし。ここからの出題もありました。
肝臓専門医テキスト、各種ガイドラインは時間があれば読んでもいいかもしれませんが、コスパが悪くお勧めしません。私は肝臓専門医テキストはAdvancedのコラムのところと気になるところをサラッと目を通したくらいで他はほとんど読んでません。ガイドラインは一切見ておりません。
〇今年度の問題の傾向
例年を知りませんが、今年はプール問題(+派生問題)が非常に多かったです。過去問をしっかり解説までやっていればまず落ちないのではないかと思います。
〇以下今年の問題を覚えているものは選択肢含め再現。合否を分けそうな重要問題や今年度の新問、トレンド問題(個人的に過去問でみかけなかったようなものをトレンドとしています。がほぼ過去問を読んでいれば回答可能です)はほぼ再現できています。再現されていない問題はほぼ上記資料で解答できるようなプール問題でした。
・【トレンド】irAE肝障害について正しいもの1つ
CD20陽性B細胞が肝臓に浸潤
CD4陽性T細胞が肝臓に浸潤
●CD8陽性T細胞が肝臓に浸潤
抗核抗体陽性が多い
形質細胞浸潤が多い
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