時間感覚を治す練習〜焦りと不安編〜
学会用の予稿集も書かないといけないし,その前に研究室内の発表資料も作らないといけないし,学校の課題もしないといけないし...
最近,やることが多いような焦りを感じることが多くなりました.
このままじゃまたパンクしそうなので,一度立ち止まって対応策を考えてみたいと思います.
ちょうどこの間読んだユア・タイムという本を参考にして,自分の焦りの感覚を直していきたいと思います.
自分の時間感覚タイプ
本書には,時間感覚をテストするものがあります.これは,未来に対する時間感覚(予期)と過去に関する時間感覚(想起)を知るためのテストです.
僕は予期については容量超過型タイプ,想起については怖がり型でした.
うーん.むちゃくちゃあてはまってる笑
いままさに,いろんな作業に追われている感じがして焦りを感じていますし,自信がないのでこれでいいのか不安になりながらうじうじ悩みますし.
こう見てみると,かなり性格が出ているような気がしますね.この2つから言えることは結局自分は不安を感じやすいんだなってことですね.
ネガティブにとらわれないためにも認知行動療法ACTの練習は引き続き必要だなーと思います.
時間感覚を治す方法
ユア・タイムでは,タイプ別に自分の時間感覚を直していく方法を見ていきます.
自分のタイプに合った方法を示してくれているので,とっかかりやすいですね.
容量超過型
容量超過型のヒトは,つねに脳内にやるべきことのイメージがうかんで,そのせいで焦りや不安が止まらないとのこと.
自分のためだけに使う時間の確保「プレコミットメント」と,予期の多さを減らす「SSCエクササイズ」を最初にやるのが勧められています.
プレコミットメント
ということで,まずは自分の大事な時間を確保するようにしました20:00以降に自分のセルフケアの時間をGoogleCalendarに入れました.
僕の場合は気づいたら研究のことや学校の課題のことを考えてしまうんで,この時間は確保したいと思います.
そして,お昼にACTの練習をする時間を設定しました.いざ作業を進めるとトラブルがあって心が動揺しがちなので,お昼の時間にも短時間ですがセルフケアを設定しました.
SSCエクササイズ
これは,自分のタスクを書き出して質問に答えることで,自分がしなくてもいいタスクを見つけるというもの.
このエクササイズをやることで,自分がやらなくてもいいかなってタスクがいくつか見つかりました.
研究室内の業務については,もう少し同級生や後輩と分担してやろうかなーと気づけましたねー.
とはいえ,学会への準備や研究室内の発表資料,学校の課題などは自分でやらなくちゃーならないものなんで,そこまで自分がやることが減った感覚は得られませんでした.
ほかのテクニックを使ってみようかと思います.
終わりに
今日は時間感覚を治す方法について書いていきました.
ユア・タイムには,「時間って何?」ってところから,時間感覚を治す方法,「さらには時間を捨てる!?」方法まで網羅されています.
「なぜヒトは時間をうまく見積もれないのか?焦りを感じるのか?」の正体が見える,そんな本です.
興味のある方はぜひ読んでみてください!