なんで苦しむんだろう? 〜無を読んで〜
「なんで,あんなことしてしまったんだろう?」
「明日のプレゼンで失敗したらどうしよう?」
こんなふうにネガティブになってしまうことはありませんか?
このネガティブな感情.
普通に考えたら,ないほうがいいですよね.
でも,人間はネガティブな感情をいだきやすい.
なんでなんでしょうか?
その答えを「無 (最高の状態)」から見つけたので,シェアしたいと思います.
本書の第一章では,「なぜ人は苦しむのか?」に対する答えが書かれています.
それは,人間の進化過程をみたらわかるというものでした.
私達の祖先は,狩りをして暮らしていました.
そのため,草むらに隠れている猛獣や蛇に気づかないと死んでしまう状況が当たり前でした.
つまり,ネガティブな要素に気づかないと死んでしまうのがデフォルトだったんです.
そのため,人間はネガティブに強く反応するように進化してきたというのです.
しかし現在は,ネガティブに気づかなくても死ぬことはありません.
むしろネガティブに囚われて目の前のことに集中できない状態(マインドレス)になり,私達を苦しめています.
こう考えると,人間の進化の過程だからネガティブになるのは仕方ないと思いつつ,私達は現代に適応できるように心を持っていく必要があるなー,と感じました.
ネガティブな思考が思い浮かんだときの対処法について,もう少し調べてみたいと思います!