ポンコツを認めていればよかった理由〜「ポンコツなわたしで、生きていく。」を読んで〜
ポンコツなわたしで生きていくを読みまして、自分にグサグサっとささったので書いています。
プロフィールでも書いたんですが、自分は機械工学科なのに機械を扱うのが苦手です。
機械工学科からすると、いわゆるポンコツっす。
なので高専時代は実習があるたびに、自分の無能さがバレるのが怖くてビクビクしていました。
幸いにも勉強の方がうまくいって、いまは数値解析という分野を中心に勉強しています。
しかし、「機械工学科なら機械をうまく扱えないとダメだ。勉強だけできても意味がない。」みたいな固定概念がずっと心の中にありました。
なので、いい成績をとれたとしても本当の意味で喜べていませんでした。
本書を読んで、「機械を使うのが得意でないこと(ポンコツであること)をもっと早くから認めていれば、どれほど楽に生きられていたか。」と気付きました。
自分のポンコツ度を認めてオープンになれていれば、「勉強については教えられるから、実習でわかんないところがあったら教えて。」というように、お互いの長所を活かすことができたと思います。
僕が下手に「実習苦手じゃないですよー感」を出していたから、うまくいかないと苦しいし、助けを求められなかったんだなーと思います。
下手なプライドは捨てれば、みんな楽に生きられるんじゃないかなーと気付かされた次第です。
自分の弱さを表に出すのが苦手な人に、本書はめちゃくちゃオススメです!