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酒のつまみ

近頃は晩酌に酒粕レーズンを食べている。

友達がインスタにあげていて、まるでラムレーズンだと謳っていた。酒粕とレーズンを混ぜて3日置くだけでできるらしい。

みんな大好き藤むらのレーズンバタークッキーを無限に食べれる画が浮かんだ。是非とも私もお供したい。

スーパーに出回っているレーズンの多くは オイルコーティングがされていて下準備に熱湯でオイルをとる必要があるらしい。コープに行けばコーティング無しのレーズンが手に入るらしい。


らしいらしいそうらしい。

熱湯をかけたレーズンが、どの位で乾くのか気になった。そんな一手間をかける工程を踏むのなら、湿り気が残っていたは何としても避けたい。パグの顔の臭いの根源のシワの溝を拭くように、レーズンのシワもよーくよーく拭いてあげなければならない。

見えてしまった。急がば回れをしない私の姿が、、見切り発車をされたレーズンの未来が、、、!

落ち度の無いゴールで食べたかったのでコープへ向かった。たまたま寄った道の駅で大雪渓の酒粕も見つけた。コープのレーズンに大雪渓の酒粕、ナイスバッテリーが組めた。パグにならなくて良かった。

保存容器の煮沸問題も回避したかったのでジップロックにした。ジップロックにすれば洗い物も出ない。今日の売りは要領の良さ、器用に生きよう。

酒粕を入れて50秒位チンしてからレーズンを混ぜた。チンするのは硬い粕を少し柔らかくする為。レーズンの量は適当、気前よくボタボタといれた。後は袋の上からよく練って3日の辛抱。

仕事から帰って、冷蔵庫を開けて、未完成のジップロックをお慕いしながらつまみ食いをした。やはり馴染ませる為には待つのは不可欠と思いながら3日目まで毎日食べた。

そうですねええ。

なんだかくせになる味です。リッツに乗せても乙。ハーゲンダッツもグッド。トーストにバターとのせてもデリシャス。全食べ物ランキングだと500位くらい。

え!微妙??

私もよくわからなくなったでござる。次はイチジクとナッツの酒粕も試そうと思っている。まだ曖昧な美味しさの正体の向こう側へ。春です、新しい自分を見つけに行こう。

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