41.シンカリオン_第61話
41.シンカリオン_第61話
第61話、ハヤトの適合率上昇の回。
この100%を越えた時の描写がいつも怖くて、ハヤト君ドロドロに溶けて黄色いスープになっちゃうんじゃないか、神になって回りにぐるぐる使徒が回っちゃうんじゃないか、とか色々想像してしまうんですが、幸いそんなことはなく。それでも暗闇に放り出されるって子供でなくても不安ですよね。でも何となく慣れてゆくハヤト。
それはともかく、とにかくシャショットに泣かされる訳ですよ。ゲンブの時もそうだけど、分かってるくせに大丈夫とか言って、いいからやりなさい、って。ホクトは分かっているから目を伏せるんでしょう。辛いなぁ。
子供が長いこと愛用していたオモチャと別れる時に、オモチャに宿っていた精霊がいなくなって、オモチャはもう子供に語りかけてくれなくなる。世界各地でこういうお話があるけれど、ホントそれみたい。オモチャを卒業してゆく子供に、オモチャは愛情をもって、優しく、それと気付かせないようにお別れをする。
最後の無機質な初期化が、涙なしには観れない。