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ホテルライクをやめた理由。非日常は旅行で十分。

※完全に個人的な主観によるものなので、人によっては全く違うと思う人もいるので注意!


ホテルライクという言葉が世の中で流行っていて、実際にこれから建てる人はホテルライクな家にしたいと考える人も多いかもしれません。

家がホテルライクになると、高級ホテルのような質感で、まるで旅行に来ている感覚になるようなイメージを持つ人が多いと思います。

毎日ホテルのような家は、ワクワクしますし特別な家になりますよね。

でも、僕はあえてホテルライクな家にはしませんでした。

もちろん僕自身もホテルは大好きです。

情けない貯金しかありませんが、クレジットカードのポイントを必死に溜めたりして年に1回ぐらいはそこそこいいホテルに泊まることができています。

大阪のホテル
いいところの旅館

ビジネスホテルと違って、お高めのホテルは入った時のエントランスの感じや、部屋の調度品などもおしゃれで居心地もいいですよね。


ただ僕が思うのは、自宅とホテルでは感情の感じ方が違うかなと思っています。

ホテル:「わあ、すごい。天井おしゃれ!眺め最高!おい、見てみ!人がこんなに小さいぞ!!」

自宅:「ただいま〜。ふう、今日も疲れた。お、一緒にレゴでも遊ぶか!」

というように、全然話す感じもイメージも違いますよね。

なぜこうなるかといえば、僕がホテルと自宅に対して求めるものが違うからですね。

例えばホテルに対して、僕自身は以下のような感情を持っています。

  • 普段とは違う非日常感

  • ワクワク感

  • ドキドキ感

しっかりと自分がホテルに対して感じるものを考えていくと、これらのことが僕の感情で起こってました。(あとは金額面がずっと頭の奥に,,,)

特にホテルに求める一番は『非日常感』です。

今まではアパート暮らしで、ちょっといい旅行に行くとそのホテルが今までの生活と違って大きなギャップになります。

つまり、この普段とは違う非日常感を求めてホテルに行ってるわけです。


ただそんなホテルの良さは知っていますが、家に対しては僕は以下のような感情を持っています。

  • 落ち着き

  • 安心感

  • 日常

そして、ホテルと正反対に僕が大事だと思うのが、『日常』です。

僕らは家で日常を過ごします。

この日常があるからこそ、旅行などの非日常がより際立ち、旅行やホテルがより素晴らしいものになるのです。

そして、その日常に対して人は何を求めるかとなると、安心感や落ち着きが大半だと思ってます。

家に帰ってきてから「あ〜ワクワクする。この家すっごいドキドキする!!」なんて人はいないですよね笑

家に帰ったら『あ〜、家に帰ってきた〜。ゆっくりと過ごそう』って人が多いでしょう。

つまり、日常生活を送るためにはその場所に対して、落ち着きや安心感が必要になるんですね。

こんな木目が落ち着きます

そうなると、僕自身はホテルライクな家にすることで、これらの感情が少なからず変わってくるかなと考えています。

ホテルでは、非日常な感覚なので落ち着きや安心感という感情からは離れます。

旅先でワクワクした状態のまま、ホテルに入ります。
そして、そのホテルでは高揚感を持って過ごす。

普段とは違う日常だからこそ、その空間と時間は特別なものになりますよね。

変わって日常については、普段と変わらない環境で落ち着いて過ごせる。

そして木々の成長や、子供達の成長を安心して見られるような家。


ということを考えていくと、家に求めていくのはホテルライクじゃなくて、落ち着く家なのかなとか思ってます。

もちろんインスタ映えはしにくいですし、他の人が来て「すっごい!ホテルみたいで素敵!こんな家に住みたい!」なんて思われることは少ないです。


こんな感じのお家です(映えにくいですw)

でも、人生において家は一生涯自分が住む場所です。

そうなると他人の評価よりも、自分が住んで心地よいのか、長く住む上で経年劣化も楽しめるのかが大切かなと考えます。


もちろんここまでは完全に僕の主観ですし、ホテルが落ち着くし自分が合ってる人も多いかもしれません。

実際に「ホテルライクでも落ち着くんだよ!!」という方もいると思います。

まあ、つまり家は多様性ですし、その人が考える思考が家に現れると思ってます。

だから否定するわけじゃないですし、単に僕が思うだけです。

その上で僕が色々と考えて、ホテルライクにしなかったのは家に対して求めるものが、落ち着きや日常だったからです。

まずはインスタやWEBを参考に家を作るのもいいですが、自分が一生涯住む家に対して、どんなことを求めるのかを紙に書いてみましょう。

面倒ですしやらない人が多いと思いますが、そこまでできると納得できる家になると思います。

その上で自分たちの価値観や考えをしっかりと、図面に起こして家にしてくれる人も大切です。

もしそんなイメージを出す手伝いが必要であれば、僕までご連絡ください。

とびっきりの設計士さんをご紹介しますね!

では、また!!!


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